新車時500万円以上したのですから装備は充実
アッシュウッドパネルが施されたインテリアデザイン。後席への乗降性を高めるため、フロントシートはレバー操作一つでお辞儀をして前にスライドするイージーアクセス機能を備えています
贅沢といえばDVDナビや6連奏CDチェンジャー、前席パワーシートは全車に標準装備しています。クルーズコントロールや横滑り防止装置、ブレーキアシストも標準装備。またCLK320(および350)は本革シートに電動サンルーフまでも標準で備わります。まぁとにかく、新車時は一番安いCLK200コンプレッサーで530万円もした車ですから、その辺は十分揃っています。乗ればメルセデス・ベンツの、どこまで走っても疲れないという乗り心地を提供してくれます。
ラゲージには大型スーツケースを2つのほか、小型スーツケースを3つ収納できるスペースがあり、後席をこのように倒せばラゲージがさらに広がります。後席は分割可倒式ですから荷物に応じて使い分けられます
もちろんフェアレディZにはスポーツカーとしての魅力があり、対してCLKはスポーツカーの味はありません。またベースの旧型Cクラスセダンのほうがさらに安く、しかもあちらはドアがもう2枚ついて、5人乗れます。でも、いいじゃないですか。4人しか乗れないクーペでドーンと高速道路を流して走れるのですから。そう、車に無駄や贅沢が付いていると、それを使う人には、外から見ると余裕が生まれます。それもメルセデス・ベンツですから、大人の余裕。先行きの見えない時代だからこそ、この余裕、大切にしたいと思いませんか。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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