男性も「恋愛受身派」が過半数を超える時代
出会いはあるけど、恋愛に発展させることができず、結局、自分の気持ちを隠してしまう人が増えています。
電通総研が全国の23~49歳の独身男女に発表した調査(2010年11月リリース)によると、恋愛に関して「相手からのアプローチを待つ方だ」と回答したのは、男性 64%、女性 73.3%でした。
●恋愛に対する意識:独身女子の7割以上が、恋愛は“待ち受け”状態。
恋愛に対しては、「相手からのアプローチを待つ方だ」という消極的なタイプが独身女子の7割以上を占めた。ちなみに独身男子も 64%が「待つ」タイプと答えており、お互いが待ち合っている状況。
出展:電通総研が独身者の意識・実態調査を実施~第一弾、「イマドキ独身女子の結婚観と恋愛の実態」とは?~
驚くべきことに、女性のみならず男性も(!)、恋愛に対して受身で、相手からのアプローチを待っている人が過半数を越えているのです。受身同士の男女が出会っても、恋に発展するはずがありません。
「恋愛は男性がリードするもの」という思い込みはもう古い!
いいな……と思っても恋愛に発展しない「受身」の恋愛をしていませんか?
しかし、今の時代、その恋愛アドバイスは効果的とは言えません。
未だに「恋愛は、男性がリードするもの」と信じて、女性が、男性からのアプローチを待っているとすれば、どんな魅力的な女性、美しい女性美であっても、本命を獲得できる可能性はごく僅か。待っているだけでは、恋愛対象ではない相手からアタックされることはあっても、自分の好きな人から告白されるとは限りません。
また、交際に至るかどうかは、タイミングが極めて重要です。そのタイミングを逃すと、深い関わりを持つ機会を逃したり、永遠に「異性の友達」になってしまうこともあります。
男性が積極的だった時代、女性たちは、「気に入っている男性の気持ちを試す方法」を実践していました。よく恋愛ハウツーに登場していたのが、アプローチされてもなかなか応じずにジラす、あえて別の男性の陰をちらつかせヤキモチを焼かせる、しばらく連絡を返さずにいて自分のことを追いかけさせる……という手法でした。
しかし、今の時代、男性にとってこのような駆け引きは、「何を考えているのか分からない女性」だと映り、コミュニケーションの相性が悪いと判断され、むしろ逆効果になる可能性さえあります。
恋愛のきっかけは、どちらから作っても良いのですから、タイミングを逃さず、自分からどんどん動いてみましょう。
好きな気持ちをストレートに表現してみよう!
「私の気持ちに気づいているの? それなのに、アプローチしてこないの?」と悩むより、行動しましょう!
しかし、告白は誰にとっても、緊張したり、恥ずかしかったり、うまくいかなかったらどうしようと考えてしまい、容易にできるものではないかもしれません。今までは、男性任せで受身に甘んじていた女性にとっては、なおさら難しく感じることでしょう。
自分から気持ちを言葉にすることが難しい場合は、少なくとも、相手に自分の好意を分かりやすく伝える必要があります。
「あなたに関心があります」、「もっと一緒にいたいです」ということを言葉や表情で伝え、時にはスキンシップなどを取り入れながら、相手が確信と自信を持てるくらいに、ハッキリと表現してください。
魅力的な人を目の前にして、「自分の気持ちを悟られるのが恥ずかしい」と思ったり、気持ちを隠そうとするのは、矛盾していると思いませんか?
力まず、率直に、好きな人を褒めてください。美しいもの、かっこいいもの、素敵なものに、素直に感動を示すのは自然なことです。その言動を何度か試しながら、相手は喜んでいるのか、避けようとしているのか、リアクションを観察するのが良いでしょう。
万が一、結果が思わしくなかったらどうしようと思うでしょうか? でも、こっそりと誰にも知られずに片思いを続けるより、少しでも早く相手の気持ちが分かった方が、その分、早く次の恋愛に進めるというものです。
また、気持ちをひた隠しにしていると、内心はお互いに惹かれあっていたとしても、恋が実ることはありません。相手に気持ちが伝わらなければ、積極的な人が現れた場合に、そちらになびいてしまうリスクもあります。
何よりも大切なことは、自分が好きな相手に好きだと伝えること、そして好きな相手と付き合うことです。そのために、自分から行動をしてみましょう!
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