輝く装飾のパレット！「J.K. プレイス・カプリ」(2ページ目)

ブルーを基調にさまざまな要素が巧みにコーディネート

エントランスを抜けると、黒く輝くフローリングと白い木製のフレームに囲まれたマリンブルーの壁が基本に広いラウンジはいくつかのコーナーになり、それらがダイニングやメインレストラン、バーへと空間がつながり、「J．K．カプリ・プレイス」の巧みなインテリアの協奏曲となっています。















壁のデザイン、家具の配置すべてがクラシックの王道であるフォーマルバランス（左右対称）でデザインされています。落ち着いたリズム感は、ホテルから臨む海のゆったりとした繰り替えす波のようにも感じます。左右対称なにデザインされた壁面のミラー、白いソファにウィングチェア、窓辺におかれた一対のパーソナルチェアまでフォーマルにおかれています。大胆な赤と青のストライプのラグがここがリゾート地であることを示しています。


大きなソファには、さりげなく淡いブルーのクッションが置かれていますが、ここ窓辺のコーナーに置かれたパーソナルチェアには、ショッキングピンクのモダンなクッションが置かれています。クラシックだけの落ち着いた空間に、全体のリズムを崩すことによってパンチの利いた計算された空間になっています。ストライプのラグと共にリゾート感が増します。




ローマ時代から呼称である「ナポリ湾の真珠」といわれるリゾートの特性を存分に生かしたこの「J．K．カプリ・プレイス」のインテリアは、最高のホスピタリティーをゲストに与えてくれそうです。そしてMichele Bonan（ミケーレ・ボナン）がつくり出す洗練された組み合わせがもたらす空間は、現代の装飾として価値が高いと思うのですがいかがでしょうか！このホテルの素敵な写真がまだたくさんありますので、またいつか紹介したいと思います。



＜ＤＡＴＡ＞今回の素敵空間
「J．K． PLACE CAPRI　」
建築家Michele Bonan（ミケーレ・ボナン）


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