窓の大きさ、明るさ
7.「光環境に関すること」の7-1「単純開口率」では、その住宅の窓が床面積に対して何パーセントくらい取られているかを数字で表しています(【図6】参照)。窓がたくさん取られており、明るい住戸であれば数字が大きくなります。また、7-2「方位別開口比」ではどちら向きの窓がどの程度の比率でついているかを示しています。このモデルでは「北向き100%」なので、北向き住戸であることがここでわかります。
バリアフリー性
年をとったりケガをしたりすると移動をするのが大変だったり、つまずいて転倒しやすくなったり、車いすを使うのに広い廊下幅が必要になったりすることがあります。これらのことは、のちのち工事をしようと思うと大がかりになってしまうため、新築当初からある程度の対応がしてあることが望ましいのです。9.「高齢者等への配慮に関すること」では、その建物にどれだけバリアフリー対策が施してあるかを示しています。マンションの場合、住戸の内部(専用部分)と外廊下、エントランスホールなどの(共用部分)を分けて評価します。このモデルですと両方とも「等級1」、すなわち専用部分も共用部分も建築基準法レベルの対策であることが分かります。
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