高級セダンの性能と装備、そしてトレンドを100万円台から
MMIはBMWのiDriveのようなものです。これが全車で標準装備です。そこで操作できるエアコンは左右独立式で温度&日射センサー付き。ステアリングのデザインにもシングルフレームが模されています
乗り心地はアウディらしくややスポーティなもの。特に高速道路での気持ち良さは絶品です。また静粛性も高く、重厚な乗り味と相まって、自分が高級車のハンドルを握っている感覚が高まります。さらにドライバー側に向いたコックピットの装備類を眺めれば「そうだ、やっぱり高級車だよ」という気持ちが増すはずです。エアコンやオーディオ、ナビや車情報を液晶ディスプレイに表示するMMI(マルチメディアインターフェイス)、BOSEサラウンドシステム、CD&MDチェンジャー、運転席&助手席パワーシート等々が標準で備わります。
山道が多く、雨や雪も降る日本で安心して走るには、やはり4WD車だと思います。長年クワトロを突きつめてきたアウディだけに、そうした安全面ではもちろん、「速く走るために4輪で路面をつかむ」という面でもぬかりはありません
例えば原稿執筆時点で、199.9万円で2004年式の3.2Lクワトロ(5.1万km/修復歴なし)なんて中古車を見つけました。新車時価格は700万円でしたから、500万円も値落ちしています。確かに旧型Eクラスや5シリーズより高いですが、アウトレットへ出掛けてポロシャツを選ぶ時、値段でばかり比較せず、やはりトレンドってやつを考えますよね。人気のアウディですし、A6の姿は、40歳を過ぎても杉本彩さんが美人なように、美しさや気品が衰えていません。杉本彩と250km/hでバビューン、って妙な妄想ですけど、でもそういうことですよ、気分的には。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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