・ゴマ鯖
ゴマ鯖とアーティチョーク
脂の乗りまくったゴマ鯖と国産アーティチョークによる一皿。ゴマ鯖に精妙に仕掛けられた塩加減と、アーティチョークのクセになる苦味の饗宴! 薪の香ばしさも相まって、一口食べた瞬間に「ブラヴォー!」。薪焼きの魅力というか、シェフの火入れのテクニックに拍手を送りたくなるクオリティでした。
・レバー
梅ビーフのレバー焼き
そして、後述する定番のチュレタと同じくらい、今回感激した料理がこの「梅ビーフ(大阪産)」のレバー。周りを炙っただけの生に近い状態ですので、生レバーの魅力はそのまま、だけど火も入っているという不思議なテイストです。
九条ネギと夏トリュフがトッピングされているので、香りは和洋折衷。しかし、この香りと薪のアロマが鼻腔に放たれ、レバーの滑らかさも含めて、思わず悶絶の旨さ! これはレバー好きにはたまらんでしょう。
・モルシージャ
モルシージャ
スペイン版のブーダン・ノワール(ブラッド・ソーセージ)こと「モルシージャ」。
中身に米を使ってるのが特徴です。ソースはインゲン豆のピュレと豆の両方を使ってあり、一口食べた瞬間に、バスクにトリップしてしまいそうになる、まさにザ・本場の味です。
・平目
平目
デカい! でも、この大きさがあればこその絶妙な火入れになっていて、平目の身質を活かした、ふっくら仕上がり。ニンニクも食欲を刺激してくれます。
次ページでは、定番の「チュレタ」が登場です