人気のアルパイン「ビッグX」が2タイプに増殖！(2ページ目)

X088Vのナビ機能は？

ナビ機能だが、高速道路用の上下判定データベースの追加やアルゴリズムの変更で、自車位置の測位精度を向上させた。地図データは、2011年の最新版で、2012年6月末日まで実施する「お客様登録キャンペーン」に登録しておけば、2014年まで3年間の地図を無償で更新できる。ナビデータの収録および、HDDミュージックに使用するHDDの容量は60GBだ。
画面が大きいので案内画面はわかりやすく、細街路に入ったときに、自動的に2画面に切り替わって、片側に詳細市街地図を表示する機能も便利。地図や様々なインフォメーションをひとつの画面にまとめて表示できるドライブインフォやマルチゲートも、画面が大きいから見やすい。またBluetooth携帯電話で通信して、最新の交通情報や周辺のスポット情報を表示できる機能もある。

このX088Vを装着するには、車種専用パーフェクトフィットが必要で、人気のミニバンを中心に30車種以上に対応。ちなみにスティックアンテナを付属した新商品はアルファード／ヴェルファイア、ノア／ヴォクシー、エスティマ、プリウス用の4種類だが、ほかの対応車種は、HPで確認のこと。X088Vの発売は、7月下旬の予定で価格はオープン。市場想定価格は20万円前後だ。

メモリーナビ+8型で、大画面が身近に！

メモリータイプも追加された。X088で好評の大画面を、よりリーズナブルに提供するべく、メモリーナビと8型大画面を組み合わせたのがX066だ。ナビデータを収録しているのは8GBのSDカード。つまり、昨年発売した7型ワイドモニター搭載のメモリーナビ、X05をベースに8型大画面を組み合わせたものとイメージすればよい。

モニターはX088V同様、高精細なVGAで、ホワイトLEDバックライトは、従来の約3倍搭載。内蔵地デジチューナーは4チューナー×4アンテナの高感度タイプだ。車種専用の音響設定や、タイムコレクション＆パラメトリックイコライザーといった、調整機能も充実。ナビ機能は基本に徹した簡素なものながら、AV機能は充実している。こちらは6月下旬に発売の予定。オープン価格だが、14万円前後の価格が予想される。

またX088Vと同等のナビ＆AV機能を搭載し、7型ワイドVGAモニターを採用したX08Vも発売する。X088V用のパーフェクトフィットが用意されていないが、2DINの機器が取り付けられるクルマなら、こちらを選べばいいだろう。こちらも全35車種の別売パーフェクトフィットを用意。これを使えば、ダッシュボード場ネルに対してフラットにX08Vを装着できるので、後付感が極力抑えられる。こちらの発売は7月下旬の予定。市場想定価格は18万円前後だ。

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