前回の「家計の固定支出見直し術 その1」に続いて、今回は削減可能な固定支出の見直しをした場合の効果について、具体的に確認していきます。まずは削減可能な支出は何かを考えてみましょう。

我が家の削減可能な支出はどれ?

支出の削減

貯蓄の上乗せに変換できる支出は多い

家庭の環境によっても異なりますが、この作業を経て削減対象としてよく出てくるものに、下記のようなものが挙げられます。

・使っていないクレジットカードの年会費やその他の会費
・あまり読んでいない定期購読の雑誌
・新聞代(テレビ欄や広告しか見ないケースも多い)
・他でも加入しているのにお付き合いで加入した保険料
・携帯電話の請求書の中で、使っていない付加サービスの料金
・見ないまま返却したり、延滞料を頻繁に支払うことが多いレンタルDVD代
・月に1~2度しか乗らない車の維持費
・やめたいけどやめられないたばこ代 など

このような一例の他にもたくさんありますが、皆さんの家庭ではどうでしょうか?

支出の見直しも総額で考えると大きな金額に

家計のムダや削減可能な固定費の見直しをすることの効果は、月々の単位では少額でも長い期間の総額で見ると大きな金額となります。

上記の中でいくつか定期的にかかっているお金を10年間で計算すると次のとおりです。

<新聞代> 
月額約4,000円×12ヶ月×10年間=480000円

<お付き合いで入った医療保険料> 
月額約3,000円×12ヶ月×12ヶ月=360,000円

<携帯の付加サービス> 
月額800円×12ヶ月×10年間=96,000円

<日ごろあまり乗らない車の維持費>
月額20,000円×12ヶ月×10年間=2,400,000円

※駐車場代・車検代・保険料・税金などの一般的な維持費の概算を月割りで計算したものです。

<やめたいたばこ代>
400円/1日1箱×365日×10年間=1,460,000円

毎月の少しずつの支出も総額ではビックリするような金額になります。上記のような支出の削減ができたら、貯蓄1,000万円への道がぐんと近づきます。

大切なことはムリをせず、家族で過剰なムダをしないように心がけることと、共通の目標をもつことです。

次の記事では、さらに効果絶大な保険料コストの見直しについてお話しします。

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