閑静な住宅地の中の白いキューブ
1. 街乗り4WDとして使われる愛車のベンツGクラスが停まる正面。 2. 東方向からの眺め。ガレージは幅7m、奥行き2.5m。 3. 正面の開口部は横3m、縦1.2m。ガラスの反射でいっそう深い奥行きに。 4. 玄関の上の窓からも中庭が見える。 5. 塩ビパイプを加工して造った、表札とインターホンが組み込まれたポール。 |
同じようなデザインの2階建ての住宅が建ち並ぶ練馬区の閑静な住宅地に、ひときわ異彩を放つ白いキューブの家が建っています。ここが I さん夫妻とペットが暮らす家です。車1台が停まれるよう前面道路から少しセットバックし、その先の正面の壁には大きな開口がとられ、ここから中庭に面した室内の窓が伺えます。当初 I さんは「中野の家」のように外壁にスリットを入れることを希望されていましたが、「この家にはミスマッチ」と模型やパースも示して説得され断念。しかし今ではこの大きな開口に大変満足されているそうです。以前住んでいたところでは、人が家の前を通るたびに吠えていた愛犬ミナミも、この家に来てからはむやみに吠えなくなったそうです。
◆建築家プロフィールと建築データ