最新CPUやUSB 3.0も搭載した高い基本性能
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インテルの最新CPUを採用し、HDD容量も通常の用途では十分な750GB、メモリも4GBと性能には余裕がある。Webカメラも付いて、Blu-rayドライブ、USB 3.0は2ポート、HDMIなど最新のインターフェースなども搭載している。有線LANがギガビット対応ではない点以外は安心して選べる性能だ。
専用のスクロールパッドで使いやすさ向上
スクロールパッドを指先で円を描くようになぞれば、画面を上下スクロールできる
テンキー付のキーボードで、通常のタッチパッドに加え、スクロール専用の丸いタッチパッドがある。タッチパッド操作に慣れていない場合にスクロールがわかりやすく、使い勝手がよい。キーボードデザイン自体は従来と同様だが、カスタムメイドモデルでアイソレーションタイプが選べる。こだわりのある方は、Webモデルから選ぶのも悪くない。
180度まで無理なく開く液晶パネル
細かい部分にまでこだわった使い勝手
180度程度まで液晶パネルが開く。家庭などで使う場合はあまり使わないかもしれないが、ビジネスなど目の前にいる人に画面を見せるような場合には便利に使えそうだ。放熱用の排気口は後ろ側に用意されていて、横からの暖かい風が不満だった方にはちょうどいいだろう。
ジェスチャーでパソコンを操作
ジェスチャーコントロール使用中は、画面下に小さなウィンドウが表示され、自分のジェスチャーを確認できる
Webカメラを搭載し、このカメラに手をかざすことで、マウスなどに触れることなくコンピューターを操作できる。ノートパソコンの場合、画面から50~60cm程度顔を離して使うことが多いと思うが、ジェスチャーコントロールするには手を70cm程度離す必要がある。操作に慣れが必要だが、ジェスチャーでコントロールすることは自体は可能。手が濡れているときなど、パソコンに触れずに操作できる。
安くはないが、それに見合った品質
実売15万円程度(5月下旬現在)でこのクラスでは国内メーカーの平均的な価格帯となっている。国内メーカーの充実したサポートや品質、各種サービス、付加機能などをふまえて比較するとコストパフォーマンスの高い製品と言える。
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富士通 FMV-LIFEBOOK AH56/D