面接当日の流れ
■1.訪問シフト管理の下で働く看護師にとって、遅刻は絶対に許されるべきことではありません。たかが2~3分遅れただけと思ってはいけません。面接官にとっては重大なマイナスイメージとなります。面接当日は、遅くとも面接開始の10分前までに到着するようにしましょう。
受付に着いたら氏名を名乗り、面接目的にて訪問した旨を伝えましょう。
(例)
「本日面接にてお伺いいたしました○○と申します。御担当の△△様をお願いいたします」
受付または事務(総務)担当者から、面接の流れについての簡単な説明を受ける場合があります。その際には、各担当者の指示に従いましょう。
先に部屋へ通された場合は、入り口から一番近い席に座り、面接官を待ちます。面接官が来たら、起立して「○○です。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶します。面接官が待機している部屋へ通された場合は、入り口で「○○です。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶してから入室します。
■2.着席
「どうぞお座りください」など、面接官からの指示を待って着席します。椅子に腰掛ける際には背筋を伸ばし、良い姿勢を心がけましょう。
あなたの第一印象が、面接官の心をつかみます。面接では「笑顔で明るく」を心がけましょう
面接官は、「活気があるか」「健康的なイメージがあるか」「明るい雰囲気があるか」など、面接を通して伝わる人柄や雰囲気をとても重視します。質問された内容には、「自然な笑顔」かつ「聞き取りやすい声」ではっきりと答えましょう。詳しくは、「面接前の準備(1) 質問への回答をあらかじめ用意しておく」を参考にしてください。
面接先によっては、総務担当者より給与・待遇に関する説明を受ける場合や、病棟見学を行う場合もあります。面接官の指示に従って行動しましょう。
■4.質問
「面接前の準備(2) 面接官への質問を用意しておく」を参考にしてください。
■5.退室
面接の最後に「こちらの病院でぜひお世話になりたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします」などの言葉を添え、ここでも入職への意欲をアピールしましょう。
面接がすべて終わったら、「貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べます。ドアの入り口で「失礼いたします」と挨拶し、お辞儀の後に退室します。
看護師の面接において、基本的にお礼状の送付は必要ありません。お礼状の有無で採用が左右することもありませんので、その点はご安心ください。
応募書類をしっかりと書くこと。そして、面接への準備を万全に整えること。これこそが、看護師の転職を成功させるカギとなります。
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