ホームページ作成/携帯・スマートフォンサイト作成入門

Android SDKをインストールしてエミュレータを準備(3ページ目)

Androidスマートフォンのエミュレータを使うためには、「Android SDK Tools」のインストールが必要です。そのためには、事前に「JDK」のインストールも必要です。「Android SDK Tools」を使うための準備から、セットアップ完了までの手順を、豊富な画面イメージと共に解説しています。

西村 文宏

西村 文宏

ホームページ作成 ガイド

応用情報技術者

初心者向けの「わかりやすさ」を重視した解説に定評があるウェブ系テクニカルライター。ウェブの黎明期に趣味で始めた個人サイト製作からその「楽しさ」に魅了され、作成方法に関する様々な情報を発信。企業や団体のウェブサイト製作・解説書籍の執筆なども行っている。

Android SDK Managerで、必要なパッケージを追加インストール

Android SDK Toolsをインストールした直後の状態では、まだAndroidエミュレータは起動できません。まずは、「SDK Manager」を起動し、「どのバージョンのAndroidをエミュレートしたいのか」に応じて、追加のパッケージをインストールする必要があります。

■Android SDK Managerを起動
SDK Managerを起動

SDK Managerを起動

前ページのセットアップからAndroid SDK Managerを起動しなかった場合は、スタートメニューから起動して下さい。標準の設定なら、「Android SDK Tools」→「SDK Manager」で起動できます。


 
■パッケージの一覧が表示される
パッケージの一覧

パッケージの一覧

Android SDK Managerを起動すると、右図のようにパッケージの一覧が表示されます。この画面で、追加インストールしたいパッケージを選択します。

「Name」欄にはパッケージ名が表示され、「Status」欄にはインストールの状態が表示されています。状態の種類は、以下の通りです。
  • 「Installed」:インストール済み
  • 「Update available」:インストール済みだがアップデート版が公開されている
  • 「Not installed」:インストールされていない


 
■必須パッケージを選択
「Android SDK Platform-tools」は必須

「Android SDK Platform-tools」は必須

Androidエミュレータを使う上で、必ず追加しなければならないのは、「Tools」項目の中にある「Android SDK Platform-tools」です。最初はインストールされていないはずですから、この項目にチェックを入れて必ず追加インストールして下さい。

※標準では、さらに「Android SDK Build-tools」と、Extras項目内の「Android Support Library」と「Google USB Driver」にもチェックが入っています。しかし、これらの3項目は特に必須ではありません。無駄なダウンロードを避けたいなら、チェックを外しておきましょう。


 
■使いたいAndroidバージョンを選択
「SDK Platform」と、「System Image」のみ必須

「SDK Platform」と、「System Image」のみ必須

パッケージ名には、「Android 4.3」、「Android 4.2.2」、「Android 4.2.1」……のように、様々なAndroid OSのバージョン名が書かれています。エミュレータで利用したいバージョンを選択しましょう。

ただし、すべてをインストールする必要はありません。各Androidバージョンの項目内で、「SDK Platform」と書かれた項目と、「System Image」と書かれた項目のみをインストールすれば問題ありません。

例えば、エミュレータで「Android 4.3」を使いたい場合は、「Android 4.3 (API 18)」項目の中にある、「SDK Platform」と「Intel x86 Atom System Image」の2つをインストールするように選択します。

ただし、Android 3.x以下では、「System Image」パッケージは存在しない場合もあります。その場合は、「SDK Platform」だけをインストールすれば問題ありません。


 
■インストール開始
インストール開始ボタン

インストール開始ボタン

追加インストールしたい項目を選択できたら、ウインドウ右下にある「Install X packages...」ボタンをクリックします。「X」の部分には、インストールされる項目数が表示されています。


 
■ライセンスの確認
「Accept License」をクリック

「Accept License」をクリック

右図のように、パッケージ名とそれに対するライセンスが表示されますので、右下の「Accept License」をクリックします。


 
「×」印がなくなるまで、「Accept License」をクリック

「×」印がなくなるまで、「Accept License」をクリック

このとき、右図のように、まだ「×」印の付いた項目が残っている場合があります。その場合は、その項目をクリックして(その項目に対応するライセンス文章を表示させてから)、再度「Accept License」をクリックして下さい。

左側に表示されているパッケージ名のすべてから「×」印が消えたら、下部の「Install」ボタンをクリックします。


 
■ダウンロードとインストール作業
ダウンロードとインストール

ダウンロードとインストール

すると、選択したパッケージのダウンロードとインストール作業が開始されます。右図のように、ウインドウの下部に「進捗状況を示すバー」と、「残り時間の目安」が表示されています。作業が終了するまで待って下さい。

※よほど高速な回線でない限り、ダウンロードにはそこそこ時間がかかります(すべてのパッケージを選択した場合の総ダウンロード量は1GBを超えます)。まずは必要最小限のパッケージのみを選択しておくことをお勧め致します。


 
「ADB Restart」と出たら「Yes」を選択

「ADB Restart」と出たら「Yes」を選択

インストール作業の途中で、右図のように、「ADB Restart」という確認ダイアログが表示されることがあります。この場合は、「Yes」をクリックします。


 
■インストール作業中にエラーが出たら
エラーログ画面

エラーログ画面

インストール作業の開始時に、右図のように「アクセスが拒否されました」というエラーが出る場合があります。

このメッセージが見える場合は、ダウンロードもインストール作業も完了していません。


 
「管理者として実行」を試す

「管理者として実行」を試す

このようなエラーが出た場合は、一旦「Android SDK Manager」を終了させて下さい。そして、右図のように、スタートメニュー内の「SDK Manager」項目を右クリックし、表示されるメニューから「管理者として実行」をクリックして起動させて下さい。すると、うまくいきます。


 
■インストール完了
インストール完了

インストール完了

インストール作業の進捗を示すバーが右端に到達し、右図のように、チェックを入れていた項目のStatus欄が「Installed」に変わったら完了です。

他に追加インストールしたいパッケージがなければ、ウインドウを閉じてAndroid SDK Managerを終了して下さい。


 
以上で、Androidスマートフォンのエミュレータを使う準備は完了です。あとは、望みのバージョンのAndroidをエミュレートする設定を作成し、実際にエミュレータを起動して使ってみて下さい。そのためには、「Android AVD Manager」を使います。具体的な設定の作成方法や使い方は、次の記事「Androidスマートフォンエミュレータの使い方」で解説しています。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。
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