MAZDA(マツダ)/デミオ

ハイブリッド並みの30km/Lデミオ登場!(2ページ目)

ハイブリッドでもないのに30km/Lという素晴らしい燃費を実現したマツダ・デミオが登場してきた。同じ30km/Lという燃費をカタログに載せるフィットハイブリッドや、26.5km/Lのアイドルストップ付きヴィッツと比べた時の「お買い得度」はどうなのか? 比較してみよう。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

室内スペースも要チェック

デミオ

ラゲッジスペースで軍配が上がるのはデミオではなくヴィッツ。燃費だけでなく、室内空間も考慮してクルマを選びたい

もしデミオの室内スペースで何ら不満ないという人は、燃費の良い方を選べばいい。一方、室内スペース重視のクルマ選びであれば、リアシートやラゲッジスペースが一回り大きいヴィッツに魅力を感じることだろう。購入で迷ったら、ぜひとも両車を比べてみること。意外と室内の「広さ感」は異なる。

159万円のフィットハイブリッドならどうか。価格差19万円。加えて横滑り防止装置やアルミホイールなど付かない。実用燃費差も走行1万kmあたり5000円以下。燃費の良さを利しての挽回はほぼ不可能だ。室内スペースがヴィッツより一段と広いため、一回り大きなクルマを買うというイメージか?

いちばんお得なのは?

デミオ

ハイブリッド並みの燃費をデミオだが、来年2月発売予定とされるヴィッツ級のハイブリッドは脅威となるだろう

ちなみに最もコストパフォーマンスが高いのは来年2月に発売予定となっているヴィッツ級のハイブリッド。160万円程度で実用燃費25km/Lに達する。走行1万km毎にデミオより3万7000円浮く計算。5万km走れば20万円の価格差も挽回可能。ヴィッツ級ハイブリッドが出たら敵無しだと思う。

その他、日産マーチという競合車もあるけれど、デミオより小さく品質的に物足りないのでライバル関係にはならない。安いなりのクルマです。以上。低燃費エンジン搭載のデミオを買うなら、標準エンジンのデミオとアイドルストップ付きヴィッツとジックリ比べたらいいだろう。
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