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同潤会アパート建替え「表参道ヒルズゼルコバテラス」(4ページ目)

「同潤会青山アパートメント」の建替え事業として、2005年に竣工した「表参道ヒルズ」。地下6階地上6階の「メディアシップ」とコンセプト付けされた建物は建築家安藤忠雄氏が設計した。上部3層が高級賃貸マンション「表参道ヒルズゼルコバテラス」である。


残された大きな空

「表参道ヒルズゼルコバテラス」は全戸南向きの住戸である。暑い季節は樹を覆う葉が日差しを和らげ、落葉の時期には陽光を部屋の奥まで届けれくれる。窓をあければ、表参道を行きかう人や車の音が室内にもれてくる。

超高層建物ならば、4階~6階は下層部というイメージがある、がここでは木の高さと同じであることの贅沢さを存分に味わうことができる。地面に近い暮らしが心地よい、低層住宅特有の魅力である。頭上に広がる青い空も表参道ならでは。坂道を歩くたび、大きな空を残してくれたことに感謝しよう。
リビングの制振ダンパー

リビングに張出したブレース材

バルコニーから表参道を臨む

バルコニーから表参道を臨む

表参道

表参道

【取材協力】
森ビル

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