資産運用初心者は、勉強よりまず経験!?
資産運用を始めるにはもちろんある程度の知識があった方がいいので、本を読んだりセミナーに行ったりして勉強することは大切です。しかしもっと大切なのは、実際に金融商品を購入したり、売買をしてみることです。本を読んで勉強することは必要ですが、何十冊も本を読むよりは少額でもいいから始めてみることをおすすめします。
ネット証券だとクリックだけで取引が成立して、お金が動いて損得が発生します。最初は実感はないかもしれませんが、経験を積んでいくことで、1万円なら1万円の、10万円なら10万円の投資知識と投資経験が増えていきます。投資した資金の動きを自分の目で見て、考えることが何よりも大きな財産です。
おばけと一緒で正体が分からないもの、よく分からないものには誰でも漠然とした不安や恐怖を持ちます。しかしどんなものか分かってくれば、不安に思っていることは課題に変わります。
もちろん闇雲にやってみればいい分けではありません。投資に使う資金と日常の生活資金など、お金の目的ごとに色分けすることを忘れないようにしてください。
購入したものの、値段が上がったり下がったりは当然ありますが、博打をするわけではありませんから、無理をせず身の丈にあった方法でじっくり始めてみましょう。
資産運用を始める機会があればぜひチャレンジを
今日本は、普通預金の金利が都市銀行で0.02%、預け入れ期間1年の定期預金で0.03%という超がつく低金利です。無理に資産運用する必要はありませんが、興味を持っているならぜひお金を増やすことにチャレンジしてみるとよいでしょう。最初は、投資信託の積立などを長期的にコツコツやってみるのが分かりやすいでしょう。
(※参考記事「投資信託の自動積立サービスの魅力」)
やってみるうちに自分に合ったものも見えてくるでしょうし、やってみたいことも増えてくるはずです。できることが増えると視点が変わり、視点が変わると思考も変わってきます。
資産運用など特に興味がないという人でも、勤務先で401k(確定拠出年金。自分で運用を指図する)が導入されていれば、やらざるをえないこともあります。投資の機会やチャンスは色々な人に前に現れますが、取引できる状況になければ機会もチャンスもありません。ぜひこの夏のボーナスを資産運用を始める一つのきっかけにしてみて下さい。
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