田舎暮らし/田舎暮らし・スローライフ情報

わがままな暮らし方/トレーラーハウス

暮らし方からモーニングカップまで、自分自身で選び取る楽しさこそ田舎暮らしのスローなスタイル。自分らしくわがままなニーズを最優先した暮らし方を探してみよう。

堀江 康敬

執筆者:堀江 康敬

田舎暮らしガイド

例えば、自分はどんな暮らし方をしたいのか考える。暮らしたい地域を自分の足で丹念に探す。自身で住まいのインテリアを考えてみる。居心地の良い空間を創るために必要な「モノ」を自分の基準で選び取る。こうした、わがままなアクションのために、頭脳と労力(お金ではなく)を費やすことに喜びを発見する。これが田舎暮らしのスローなやり方です。

住まいに何を求めるかは人それぞれ。でも共通しているのは、自分らしく暮らしたいというパーソナルなニーズを最優先したいということ。つまり、理想的な「住まい」を探すということは、理想的な「生き方」を実現したいということじゃないでしょうか。

今回は、トレーラーハウスに注目してみます。

↓わがままな暮らし方 バックナンバー↓
・わがままな暮らし方/シェア住宅
・わがままな暮らし方/リノベーション
・わがままな暮らし方/リノベーション2
・わがままな暮らし方/フラットハウス
・わがままな暮らし方/続・シェアハウス
・わがままな暮らし方/ハンモックライフ
・わがままな暮らし方/ガレージハウス

トレーラーハウスとは?

写真はイメージです

写真はイメージです

・一定期間定置で使用し、必要に応じて工具を用いずにライフライン等を着脱できること。
・階段やベランダ等をトレーラーハウス側に固定させたり、トレーラーハウスの移動を妨げる柵や塀を用いたりする事なく、設置地から公道に至るまでの移動経路が確保されいていること。
・牽引して(自走式でなく)支障なく道路を運搬移動できること
(一般社団法人 日本トレーラーハウス協会より)

トレーラーハウスはタイヤがついているため移動が可能。そのため、緊急被災住宅や別荘地やキャンプ場の宿泊施設、店舗事務所、子供の勉強部屋、介護住宅など、用途は多岐にわたります。つまり使い方は建物そのものですが、建物としての規制等々を受けないというメリットがあります。

トレーラーハウスのメリットは?

・車両であるため固定資産税や建築確認は不要、でもエンジンが無いため自動車取得税や重量税等もかからない。

・移動可能な状態なら、設置場所は宅地以外でもOK(地域によっては役所の相談が必要となる場合もあります)。

・基礎工事が一切不要で、簡単に移動することが可能。多額な解体費用がかかる既存の建築物と違い、別の場所でそのまま活用ができ経済的で高効率が望める。

・災害時の仮設住宅としても使える耐震性。家具類は作り付けで倒れる心配がないので、もしもの時も安心・安全。

トレーラーハウス先進国のアメリカでは、リフォームした中古も大人気。日本でも移動、再販売が可能なため、下取り・買取りの需要が拡大中です。

運んで置いて直ぐ暮らせるトレーラーハウス

写真はイメージです

写真はイメージです

業者によっては間取り・サイズのフリープランもあり、ロフト付きやカフェバー仕様など、自分や家族の希望に合わせたイメージで変更ができるのも魅力です。住まいは建てるより設置する、不要になったら中古車として売ってしまう!新しく家を建てるより時間もコストも大幅に削減できます

トレーラーハウスは、輸送の為の鉄骨土台に2×4工法で造られた住宅が乗っている居住機能を持つ住宅。家具、照明、カーテン、ブラインド、網戸まで標準装備されており、設置したその日から暮らすことが可能です。キャンプをしながら移住候補地を探し歩く、そして定住に利用する。田舎暮らしのための“移動する”一戸建てと言えますね。

■トレーラーハウスによる復興支援スポンサーを募集>>社団法人 日本トレーラーハウス協会
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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