ローカルフード、サイミンの専門店がオープン!
ハワイのローカルフードの1つ、「サイミン」。干しえびダシのあっさりスープに太めのちぢれ麺、チャーシューの細切りとネギが入ったハワイの汁そばです。そんなサイミン専門店が、2010年秋、ダウンタウン近くのイヴィレイ地区(ミニッツ・ハイウェイ沿い)にオープンしました。老舗「ブルバード・サイミン」の味を受け継ぐ店
サイミン専門店といえば、ディープなローカルタウンにあって、創業50年、60年といった食堂が一般的。そんなサイミン界に新参者現る?と思いきや、実はこちら、オアフで1、2番の人気を競う、創業1956年「ブルバード・サイミン」(2010年「ディリンハム・サイミン」に改名)の創業者タナカ氏のお孫さんがオープンした店なのです。真新しいビルの1階にある店はとても広く、ファミレスのよう。ランチタイムは、若者からお年寄りまで、ローカルで大盛況! 旅行者には、ロコモコやスパムむすびほどメジャー感のないサイミンですが、改めて、ローカルに愛されるローカルフードなのだと実感しました。
濃厚えびダシスープがクセになる!
メニューは、基本のサイミン(5.45ドル)、ワンタン入りのワンタンミン(6.05ドル)、汁なしのフライドサイミン(6.25ドル)のほか、卵とじワンタンミン、モヤシサイミンなど、どれもシンプルでリーズナブル。一般的なサイミンは、麺にコシがなく、ダシも塩気も薄めなのですが、こちらは、ギュッと濃厚なえびダシで塩気は濃いめ。麺にもコシがあり、今まで食べたどのサイミンよりも美味しい! この日は、大盛りのワンタンミン(6.45ドル)を頂きましたが、えびダシスープがクセになって、スープも含め完食でした。
サイミンは、麺のコシやスープの濃さなど店によって差があり、初めて食べた店のイメージで好みが分かれるもの。タナカ・サイミンなら、えびダシスープの塩梅も日本人好み。サイミン初体験の人も、これまでサイミンが得意ではなかった人も、一度トライしてみませんか?
<DATA>
■TANAKA SAIMIN(タナカ・サイミン)
住所:888 N.Nimitz Hwy. ワイキキ・クヒオ通り山側バス停からザ・バス19・20・42番利用。レンタカーの場合、アラモアナ通り経由ミニッツHwyで約15分
TEL:808-524-2020
営業時間:日~月曜7:00~21:00、金・土曜7:00~22:00
サイミンの歴史とワイキキ、アラモアナ周辺で食べられるサイミンの紹介はこちら>>>ホノルルでハワイの汁そば・サイミンにチャレンジ!