収納

ムダの連鎖を断ち切るストック収納

食品や日用品のストックに「とりあえず」は禁物。収納場所のムダ使いと期限切れで捨てる不経済のモト。買い過ぎ場ふさぎ防止に効く収納法をご紹介します。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

買い物から帰ってきたら、買ったモノをしまうスペースが必ず必要になります。食品や日用品は使えばやがてなくなりますが、ストック品はそれまでどこかで待機させなければなりません。置き場所をきちんと決めて、何がどれくらいあるのかがすぐに分かる、合理的な方法をご紹介します。


ひと目で分かる収納

床下収納

床下収納や食品庫にしまうときは詰め込み過ぎに要注意

特売で買ってくる→在庫があるのに気づかない→期限切れになって捨てる。節約のつもりが、ムダの連鎖につながりやすいのが食品です。特にストック用の食品は、賞味期限の長いモノもあれば短いモノもあって、管理するのが厄介な存在。そしてひと口に食品と言っても、その種類はいくつもあります。そのまま飲食する食品や調理用の食材、缶詰やボトルなど、使い方も違えば形状も違うのです。

そういった食品を、ストックとしてひとくくりにするには大まか過ぎるので、いくつかにカテゴリーを分けるのが得策。乾物、調味料、インスタント食品、お菓子、茶葉など種類ごとに、そして瓶や箱、袋など形状のことも考えてまとめておくといいでしょう。そしてカゴやケースにひとまとめにしたり、棚の段ごとにしまう場所を決めます。

粉もの、豆や昆布などの乾物といった、使う頻度の高い食材は小分けの容器に移し替えておくと、残量がひと目で分かるので便利です。また、個包装の粉末スープやカツオ節などは、箱や袋から出して、ケースに入れ替えることで、残数が数えやすくなります。さらに、使いかけの食品と予備のストックをしまう場所が近くにあると、買い物の前にパっと点検できるのでオススメです。

次は、日用品の収納方法をお伝えします >>

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