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3DSを10台もって、全国を旅しています。(2ページ目)

子供の頃、誰かの家に集まって、みんなでゲームを遊ぶ乗って楽しかったですよね。でも、大人になると、なかなかそんな機会はないという人も多いように思います。そこで今、3DSを10台もって、毎週末ごとに日本全国の都市を回っているんです。

田下 広夢

執筆者:田下 広夢

ゲーム業界ニュースガイド

みんなで遊ぶというゲーム体験

みんなで3DSを遊ぶ図

みんなで遊べば、笑いも、驚きも、ずっと大きくなります。

福岡会場のCybac福岡博多駅前店には21名、広島会場のフタバ@アットカフェGIGA広島駅前店には23人名のユーザーさんに集まっていただき、会場として押さえていたスペースはどちらもいっぱいになりました。3DSをもともと持ってる方には、はじめて遊ぶ人に、ARカードの使い方だとかこのゲームが面白いよーなんてことを教えてもらいつつ、1台を2人、あるいは3人でシェアします。

この1台を何人かでシェアするというのが、実はすごく良いんですね。普通に考えれば、1人1台の方が良さそうなものですが、そうとは限らないんです。例えば、合体カメラでちょっと面白い遊び方をするとします。ネットカフェですから、雑誌やマンガがいっぱいあるので、アニメのキャラクターや、グラビア写真とも合体できるよ、なんて説明をするんです。

AKB48のメンバー数名が集まってる写真と合体すると、AKB48に自分が加わることができます。これを男性がやると実に残念で楽しい写真が仕上がります。でもこれ、1人でやっても楽しくないですよね。むしろ虚しい、真の意味で残念になりかねません。それが2人、3人で、ちょっとやってみてよ、えー、やだよー、とか言いながらやると、ものすごく盛り上がって笑いが起こります。

ARゲームズでカメラに写った現実の空間が歪んでいくのに驚く時も、顔シューティングに色んな顔を取り込んで遊ぶ時も、パイロットウィングスで山に激突する時も、そのゲーム体験を何人かでシェアすると、普段1人で遊んでいる時とは全く違う楽しさがあります。実は、3DSを持っていた人も、オフ会にくると今まで使いきってなかった機能がすごく楽しいことに気がついた、という人が何人もいました。

巨大ARカードで記念撮影

ARゲームズの図

大きなARカードを使ってマリオと一緒に撮影。これも、家で1人で遊ぶのとは全然違います。

オフ会では、ただ3DSを遊ぶだけではなく、例えばパイロットウィングス リゾートの記録会とかですね、ちょっとした仕掛けやイベントを用意しておきました。その1つが巨大ARカードでの記念撮影。ARカードというのは、これをARゲームズなどで使用するカードで、これを3DSのカメラで撮影することによって、リアルタイムにカメラに写った景色とCGなどを合成することができます。本来はトランプ大のカードで、手に乗っかるぐらいのサイズのMiiやマリオなどが撮影できるんですが、今回はこれをA2サイズ、つまりA4用紙4枚分の大きさに拡大しました。そうするとMiiやマリオも大きくなるという寸法です。

これを使って、自分のMiiや、あるいはマリオと一緒に記念撮影をし、ポータブルプリンターを使ってその場で写真っぽく印刷してお土産に持ち帰ってもらおうと、こういう趣向なわけです。

3DSに大きなマリオが登場するとみんな、おおっと声をあげます。普通のネットカフェにいるマリオ、すごい存在感なんです。3DSを一緒にシェアしているグループで撮影をします。この頃にはみんな仲良くなって、マリオをみんなで囲んだり、一緒にジャンプポーズをとったり。これもまた、オフ会ならではの体験じゃないかと思います。ARゲームズの写真を撮る機能は色んな遊び方があって、やりようによってはすごく面白いんですが、大事なのは写真を撮る場ときっかけなんですね。

興味を持った人はぜひ一度参加してみてください、そして気に入ったら、自分でもやってみてください。
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