スペイン発! 歴史ある高級ブランド、ロエベの魅力
写真はバルセロナのパセジ・デ・グラシア通りの店。ドメネク・イ・ムンタネールがデザインしたモデルニスモ建築の建物内にあります
1930年代後半にマドリードのグラン・ビア通りに本店を、続いてバルセロナのパセジ・デ・グラシア通りに2号店をオープン。1940年代、1950年代は両市で、他のブティックに先駆け斬新かつエレガントなショーウィンドウのデコレーションで人々の注目を集めました。1960年代に海外進出を遂げると、皮革製品以外にシルクも取り入れ、婦人服の生産を開始、1970年代には香水もプロデュース。その後さらに紳士服のデザインと生産も始め、皮革製品に留まらない誰もが憧れる高級ブランドとして認識されるようになりました。
さて、そんなロエベを訪れる機会があるなら、何を購入しましょう? 本場で買えば為替によってお得な場合もあり、何より一生使える思い出のアイテムになるでしょう。
本場で買いたい、ロエベのおすすめアイテム
一見敷居の高いブランドショップですが、店員さんは至って気さく。気兼ねなくいろいろ相談してみましょう
ベージュにこげ茶の取っ手のついたアマソナシリーズの牛革手提げバッグは、なんと35年も愛され続けているロエベのロングセラー商品。このシリーズは常に新作が出ており、取っ手がキュートなピンクのものもあります。アマソナシリーズの価格はスペインでは990ユーロから。2011年5月現在1ユーロ116円と考えると100,000円ちょっと。さらに空港の税関で20%戻ってきます。日本では140,000円くらいから販売されているので、お得。その他真ん中に小さなロエベのマークがついたハート型の小銭入れなども手頃な価格で購入しやすいでしょう。
使いやすい黒や茶色の他、ピンクや水色など淡いパステルカラー、またスペインらしい紫などビビッドな色あいなどカラーも豊富。マドリードのセラーノ通りやバルセロナのパセジ・デ・グラシア通りを訪れるなら、是非一度お店を覗いてみたいもの。
両ショップには日本人の店員さんがいるので、日本語で相談できるのも便利です。なお2011年6月1日から7月24日まで、マドリードのグランビア店でパパラッチの先駆けと言われる、アメリカ人写真家ロン・ガレラ氏の60、70年代に撮ったソフィア・ローレンやミック・ジャガーなどの写真が26点展示されるそうです。この期間にマドリードを訪れる方はお店を覗いてみてはどうでしょう?
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■LOEWE Madrid Serrano(ロエベ・マドリード・セラーノ店)
住所:Calle de Serrano 26
TEL:(34) 91 577 6056
営業時間:10:00~20:30
定休日:日曜
最寄り駅:地下鉄4号線Serrano駅 徒歩4分
■LOEWE Madrid Gran via(ロエベ・マドリード・グランビア本店)
住所:Gran via 8
TEL:(34) 91 522 6815
営業時間:10:00~20:30
定休日:日曜
最寄り駅:地下鉄1、5号線Gran via駅 徒歩5分
■LOEWE Barcelona(ロエベ・バルセロナ店 )
住所:Passeig de Gràcia 35
TEL:(34) 93 216 0400
営業時間:10:00~20:30
定休日:日曜
最寄り駅:地下鉄2、3、4号線 Passeig de Gràcia駅 徒歩3分