スマートハウスとHEMSとは?
「スマートハウス」は、様々な通信技術や環境技術を駆使し、エネルギーの需給を「賢く」管理する住宅のことをいいます。その中核となるのがITを活用した「見える化」の技術「HEMS」(ホームエネルギーマネジメントシステムの略)です。近年は太陽光発電システム(PV)や家庭用燃料電池など創エネ機器が普及したほか、今後は家庭用蓄電池も実用化されるなど、住宅においてエネルギーをどれくらい創り出し、さらにどれくらい消費しているのか、「見える化」することが求められます。
「見える化」することで、スマートハウスのユーザーは無駄なエネルギー消費を抑えることができ、結果的に光熱費の削減という経済的なメリットも期待できます。ここまでが、一般的なスマートハウスのイメージです。
住宅業界で初めてHEMSを標準搭載!
自宅のパソコンはもちろん、スマートフォンや携帯電話など様々な端末により、どこにいても自宅のエネルギーの動向を把握することができる
ユーザーの利便性については次の通り。
・「どこでもわかる」 パソコンやスマートフォンなどの端末に対応
・「詳細にわかる」 各居室の空調などエリアごとの電力を表示
・「電気代でわかる」 消費電力が量とともに料金でも表示
電気代の表示は「今までありそうでなかったサービス」とのこと。また、クラウド技術の活用で、オール電化の時間帯割引や電力料金そのものの改定など、常に最新の情報を表示できるというのも特徴の一つといいます。
ところでセキスイハイムはPV搭載住宅のトップメーカー(4月末に累計搭載住宅が10万棟に達するそうです)。実はHEMSはこのPVとの相性がいいのです。その点を含め、「スマートハイム」ではどのようなことが可能になるのか、次のページでご紹介します。