抱っこ紐・おんぶ紐には種類がいろいろあって、選ぶのが難しいものですが、新生児から首すわり以降、腰すわり以降など、子どもの成長期別に考えると、選びやすくなります。そこで、子どもの月齢ごとのおすすめ抱っこ紐・おんぶ紐を、ランキング形式でお送りします。抱っこ紐の形状別のランキングは、『抱っこ紐・おんぶ紐おすすめランキング』記事をご参照ください。
出産前~新生児期に選ぶ場合(0歳0ヶ月~)
新生児期からの使用を考えた場合、抱っこ紐に求める機能は「新生児を優しくもしっかりと支えられるホールド力」と「長く使えること」の2点に集約されるのではないでしょうか。新生児期に使用した場合の赤ちゃんの体勢やホールド力は、それを第一に設計している商品がやはり優れているものの、最近では「長く使える」商品も充実しています。新生児期からベビーカーを使うことが多ければロングユースタイプ、逆に抱っこ紐を使う機会が多いのであれば「新生児期用の設計」を主眼においた商品を選ぶといいでしょう。
第1位 ベビービョルン ベビーキャリア エアー
月齢の低い赤ちゃんに使用することを主眼において開発されているだけあり、生後1週間から使えるのが魅力。使用期間や抱っこの種類がやや少ないものの、生まれたばかりの赤ちゃんの呼吸を妨げないような姿勢で抱っこできることを重要視しており、月齢の低い赤ちゃんに使ったときの安定感は抜群です。通気性に優れ、軽量な「エアー」は、猛暑だった2010年に非常に人気が高かったそうです。他に、シナジーやオリジナルなどもラインナップしています。
メーカー:グランドール
価格:1万4490円
対象年齢:生後1週間~体重11kg
(目安として生後11ヶ月程度まで)
第2位 ニンナナンナ マジカルコンパクトファースト SK-Y
新生児期には横抱き方式、首がすわってからは前向き抱っこやおんぶに使えるマルチユース設計。似た製品があるのですが、おんぶしたときの形状を「リュックスタイル」と「クロススタイル」の2通り選べるのが特長です。通気性に優れ、専用スタイが付属している「プレミアムコンフォート、ボーダー柄がアクセントになっている「プレミアムブリージング」(いずれも1万6800円)もラインナップしています。
メーカー:コンビ
価格:1万3230円
対象年齢:新生児~15kg(36ヶ月)
第3位 北極しろくま堂 キュットミー!
新生児期からの使用では、スリングを検討する方も多いかと思います。月齢が小さい頃は独特のフィット感で安心するという赤ちゃんも多く、寝かしつけに使っているママも多いようです。キュットミー!は、使い方の説明DVDとリーフレットが付属していたり、独自のサイズ調整機能が付いていることで幅広い体型の方が使える点が優れています。こちらの肩パッドありのタイプの他、コンパクトで軽量な肩パッドなしのタイプや、様々な布地の商品を取り揃えています。
メーカー:北極しろくま堂
価格:1万3650円
対象年齢:新生児~16kg