ベビーカー/ベビーカー口コミレビュー

Peg-Perego(ペグ・ペレーゴ)のSi(2ページ目)

2010年あたりから、白金や広尾、代官山などでよく見かけるようになった「ペグ・ペレーゴ」から、一番人気の高い「Si」を試乗してみました。独特の大型四輪タイヤは、どんな乗り味と押し心地なのでしょうか?

遠藤 まさ子

執筆者:遠藤 まさ子

子育てグッズガイド

リクライニングは3段階

左が125度、右が150度リクライニングさせた状態

左が125度、右が150度リクライニングさせた状態

90cm程度の子供を乗せても余裕のあるシートサイズ

90cm程度の子供を乗せても余裕のあるシートサイズ


Siのリクライニング角度は、100、125、150度の3段階。シート背面の両脇にあるストッパーを外して調節する形なので、片手では操作できません。フルリクライニングさせるとほぼフラットになり、またシート最前方の足乗せを伸ばせるため、生後1ヶ月から1年くらいまではゆったりと寝かせることができそうです。


 

すっぽり覆える幌が秀逸

幌を完全に広げると、シートの殆どを覆う状態に

幌を完全に広げると、シートの殆どを覆う状態に

Siの購入ポイントとしてよく挙げられるのが、可動式でシート前方をすっぽりと覆える幌です。リクライニング角度に関わらずシートを覆う形状にできるので、月齢が上がっても日差しを効果的に遮れます(ただし視界も同時に遮られるため、月齢が上がると嫌がる子も出てくるかもしれません)。操作感はカチカチと音がするような、かなりメカニカルなもの。その分、ずり落ちたりする心配がなく安心して使えるでしょう。さらに幌先端には内側に織り込めるようなメッシュ地のシェードが付いています。「日差しは遮りたいけれども、ある程度の視界は確保してあげたい」というようなときに有効ではないでしょうか。

幌の角度はある程度の微調整が可能

幌の角度はある程度、微調整が可能

幌の中央付近には、ポケット状のシートが付いています。このシートを開けるとビニールメッシュの窓となっていて、子供の様子を確認できます。通気性は全くないのですが、月齢が低い頃には活用する機会も多いでしょう。シートは幌の前半分を閉めたときにはちょうどシート背面に来るようになっていて、携帯電話やタオルなどをちょっと入れておくのに便利。ベージュとブラックは、このシート部分にもさりげないデザインが施されています。


 

ハンドル高さが3段階に調節可能

ハンドルは手にしっくりとなじむエルゴノミック形状

ハンドルは手にしっくりとなじむエルゴノミック形状

もう一つ、ペグ・ペレーゴの大きな特長なのが3段階に高さ調節ができるハンドルです。高さは102.5cm、105cm、107.5cmに変えられるため、最も高い位置にすれば180cm以上ある男性も楽々押せることでしょう。エルゴノミック形状のハンドルはプラスチック製でやや硬い感触なものの、押しやすさは抜群。男性並みに手の大きいガイドにも十分な大きさがありました。


>>折りたたみ方法とサイズをチェック!

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