低価格・省スペースのネットトップ
AspireRevoはネットトップらしく750gのコンパクトサイズ
ネットトップは、メールやWebページの閲覧、簡単な文書作成には十分な性能を持つ上、モニタ別で20,000円台後半からという低価格で購入できるという点が魅力です。
半面、性能は抑え気味です。とくにグラフィクス性能が低く、Windows Vistaの動作には難があるため、ほとんどが一世代前のWindows XPを採用。モニタとの接続方式(ほとんどがアナログ)もあり、Blu-rayコンテンツの再生はできません。PC用ゲームも楽しめませんし、多数のウィンドウを開いたりすると挙動が遅くなります。
こうした点から、ネットトップは「セカンドPC」の地位に甘んじてきました。
「ION」がネットトップを変えた
この状況を変えそうなネットトップが登場しました。内蔵グラフィックス性能を大幅に強化した、NVIDIA ION(エヌビディア・イオン)というプラットフォームを採用したネットトップの登場です。NVIDIA ION採用のネットトップでは、Blu-rayコンテンツが再生でき、一部アプリケーションでは動画変換を高速に行えます。その第一弾が、日本エイサーから発売されたAspireRevo R3600。他社のネットトップ同様、わずか750gの軽量・薄型ボディで、側面は濃いブルーでデザインもなかなか。起動スイッチは側面カバー端に位置します。
スイッチはカバー角にあり、白く点灯する
USBポート6基、eSATAポート、メモリーカードスロットも備えるなど拡張性は一般のデスクトップ機並みで、無線LAN機能も標準搭載しています。モニタ出力はアナログD-subのほか、HDMIポートを搭載。Blu-rayコンテンツ再生の場合、HDMI出力を利用します。マウス、キーボードはワイヤレス式です。