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軟弱地盤と液状化地盤の調査方法

東日本大震災は各地に大きな被害をもたらし、首都圏湾岸部の一部地域には地盤液状化の被害をもたらしました。あらためて住まいの安心安全確保の中で正確な地盤情報を得ることと、地盤に対する認識が重要になってきました。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

なんといっても地盤が重要 

東日本大震災は各地に大きな被害をもたらし、首都圏湾岸部の一部地域には地盤液状化の被害をもたらしました。また湾岸ばかりでなく、離れたところでも液状化被害が発生しています。あらためて住まいの安心安全確保の中で正確な地盤情報を得ることと、地盤に対する認識が重要になってきました。


地盤調査方法は主に2つの方法 

地盤調査方法は主に標準貫入試験(ボーリング)と、スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)があります。

標準貫入試験

標準貫入試験(ボーリング)




標準貫入試験はサンプラーを地盤に30cm打ち込むのに要する打撃回数(N値)を求めることで地盤の強度を推定します。

 
スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)

スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)



SS試験はロッドの先端のスクリューポイントを調査地
点に突き立て重りを載せて、その沈み具合を測定します。コストもそれほどかからないことから木造住宅はほとんどこの試験方法を採用しています。





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