株式戦略マル秘レポート/川崎さちえの「暮らしのキラリ☆銘柄探し」

「巣ごもり」と「自粛」は似て非なるもの(2ページ目)

「自粛」という呪縛があって、多くの人が消費を控えています。家から出ない。つまり「巣ごもり」が起きているのですが、今回は「自粛巣ごもり」。ちょっと前の「巣ごもり」とは違います。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

  • Comment Page Icon

マイナス風潮が吹き飛んだら・・・ 

そして、楽しいことをしてもいいのだろうか、贅沢をしれはいけないのかもしれない、といったマイナスの風潮があるのも考えものです。でも、この風潮があると消費者のマインドはどんどん下がってしまいます。

一方で、やっぱり人間なので、楽しいこともしたいし、美味しいモノも食べたいという欲求は必ずあるでしょう。というか、それが自然の姿のはずです。

だからこそ、ここで考えることは、お金を使う場があれば、消費者はお金を使うようになるということです。自粛ムーズがなくなり、自粛巣ごもりも解消されたときには、人は外に出ていきます。たとえば、映画を見に行ったり。この場合の銘柄としては、東宝をはじめ松竹東急レクリエーションなどです。

そして、総合的な遊びをするようになると思います。この場合にはラウンドワンがあり、シダックスはカラオケでサービスを提供しています。多くの人が大好きなディズニーランドにも行くでしょう、旅行に行く人だって増えるでしょう。そうすればHISKNT(近畿日本ツーリスト)、ホテル予約の一休リゾートソリューションなどを利用する人が戻ってきます。

巣ごもりと自粛は違う 

ゲームをして、ちゃんと消費をすれば「自粛」とは違う。

ゲームをして、ちゃんと消費をすれば「自粛」とは違う。

巣ごもりと自粛は、意味合いが全く違っているのです。消費活動が起きない、あるいは起きにくいのが「自粛」で、家にいながらも消費活動をちゃんとしているのが「巣ごもり」です。だから、家にいて任天堂のWiiをしたり、DeNAが提供するモバゲーやグリーでゲームをするのであれば、それは消費活動をしていることになり「巣ごもり」。事実、不景気による巣ごもりのときには、ゲームをする人が増えました。もしくは、クックパッドの有料会員になって人気のレシピを見ても「巣ごもり」です。

ただ、いつまでの自粛のムードであるはずがなく、「巣ごもり」だってどんどん減ってくると思います。「あ、このままではいけないな」と気付いた人は自粛巣ごもりもやめて、どんどん外に出ていくでしょう。節約疲れがあるように、自粛疲れも出てきます。そうすれば、テーマパークにも人があふれ、イベント開催も増えてくるでしょう。イベント企画の最大手はTOW、展示施設や商業施設のディスプレイや設計企画は乃村工藝社などがあります。

このタイミングで消費者にとって心地よいサービスを提供できる会社は支持されてきます。というか、そういう会社がたくさん出てくることで、自粛ムードは断ち切られるのではないかと思います。だから、そういう会社がもっと出てきてほしい。そんなことを思います。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます