曜日効果とは?

株式市場のアノマリーのひとつに「曜日効果」と呼ばれるものがあります。「曜日効果」とは、「月曜日の株安」や「週末の株高」といった曜日ごとの傾向のことです。曜日ごとに株価の傾向があるならば、その傾向をトレードに活かさない手はないでしょう。そこで今回は、実際に曜日ごとに株価の傾向があるのか調べてみました。

初めに、「月曜日」の株価の傾向について、過去のデータから統計的に検証してみましょう。月曜日は、「月曜日の株安」と言われ、下がりやすい傾向があると言われています。では、さっそく検証していきましょう。検証内容は、以下の通りです。

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対象:日経225採用銘柄
期間:1990/03/01~2014/08/01
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・月曜日の寄り付きで買い
売り条件
・大引けに成行で売り
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売買ルールは月曜日の寄付きに全銘柄を購入し、その日の大引けで売却した場合について検証を行います。仮に、勝率が50%以上で、損益がプラスならば、月曜日は株価が上がりやすい曜日となります。反対に、損益がマイナスであるならば、月曜日は下がりやすい曜日となります。

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

月曜日

システムトレードの達人

システムトレードの達人


勝率: 44.74 %
勝ち数: 99,785 回
負け数: 123,248 回
引き分け数: 20,576 回

平均損益(円): -299 円  平均損益(率): -0.15 %
平均利益(円): 3,096 円  平均利益(率): 1.55 %
平均損失(円): -3,098 円  平均損失(率): -1.55 %

合計損益(円): -72,834,387 円  合計損益(率): -36,422.87 %
合計利益(円): 308,933,565 円  合計利益(率): 154,491.22 %
合計損失(円): -381,767,952 円  合計損失(率): -190,914.09 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 0.809
平均保持日数: 0.00 日

以上が、検証結果です。検証結果を見てみると、勝率は44.74%、平均損益は-0.15%となっています。勝率が5割を切っており、1トレードあたりの平均損益がマイナスとなっていることから、月曜日の日経平均採用銘柄は、下がりやすい傾向があると言えるでしょう。

検証結果を見る限り、「月曜日の株安」は正しいということが確認するできました。では、他の曜日についてもどのような傾向があるのか確認してみましょう。

以下は、曜日を変更した同様のルールで、過去のデータを用いて検証した結果です。

火曜日

システムトレードの達人

システムトレードの達人


勝率: 48.38 %
勝ち数: 99,576 回
負け数: 106,238 回
引き分け数: 20,054 回

平均損益(円): 6 円  平均損益(率): 0.00 %
平均利益(円): 3,075 円  平均利益(率): 1.54 %
平均損失(円): -2,869 円  平均損失(率): -1.43 %

合計損益(円): 1,415,751 円  合計損益(率): 706.11 %
合計利益(円): 306,166,255 円  合計利益(率): 153,107.43 %
合計損失(円): -304,750,504 円  合計損失(率): -152,401.31 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 1.005
平均保持日数: 0.00 日

水曜日

システムトレードの達人

システムトレードの達人


勝率: 47.61 %
勝ち数: 106,186 回
負け数: 116,830 回
引き分け数: 20,177 回

平均損益(円): -53 円  平均損益(率): -0.03 %
平均利益(円): 3,132 円  平均利益(率): 1.57 %
平均損失(円): -2,958 円  平均損失(率): -1.48 %

合計損益(円): -12,993,530 円  合計損益(率): -6,499.38 %
合計利益(円): 332,553,463 円  合計利益(率): 166,302.77 %
合計損失(円): -345,546,993 円  合計損失(率): -172,802.14 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 0.962
平均保持日数: 0.00 日

木曜日

システムトレードの達人

システムトレードの達人


勝率: 47.84 %
勝ち数: 106,624 回
負け数: 116,242 回
引き分け数: 21,119 回

平均損益(円): -7 円  平均損益(率): 0.00 %
平均利益(円): 3,160 円  平均利益(率): 1.58 %
平均損失(円): -2,913 円  平均損失(率): -1.46 %

合計損益(円): -1,685,718 円  合計損益(率): -845.29 %
合計利益(円): 336,944,821 円  合計利益(率): 168,498.51 %
合計損失(円): -338,630,539 円  合計損失(率): -169,343.81 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 0.995
平均保持日数: 0.00 日

金曜日

システムトレードの達人

システムトレードの達人


勝率: 47.74 %
勝ち数: 106,685 回
負け数: 116,788 回
引き分け数: 20,901 回

平均損益(円): -45 円  平均損益(率): -0.02 %
平均利益(円): 3,141 円  平均利益(率): 1.57 %
平均損失(円): -2,963 円  平均損失(率): -1.48 %

合計損益(円): -10,950,908 円  合計損益(率): -5,477.96 %
合計利益(円): 335,100,718 円  合計利益(率): 167,576.41 %
合計損失(円): -346,051,626 円  合計損失(率): -173,054.37 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 0.968
平均保持日数: 0.00 日

以上が各曜日の株式市場の傾向です。では、これらの検証結果をまとめてみましょう。
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月曜日・水曜日・金曜日に株を買う場合は注意が必要

月曜日・水曜日・金曜日は勝率が5割を切っており、かつ1トレードあたりの平均損益がマイナスになっています。これは、月曜日・水曜日・金曜日は特に、寄付きが高くなることが多く、引けにかけて下がりやすいと言えるでしょう。中でも、月曜日は下がりやすい傾向が顕著であり、月曜日に株を買う場合は注意が必要でしょう。

「曜日効果」は株式市場のアノマリーです。株式市場のアノマリーには、明確な根拠はないといわれています。しかし、トレードを行う際にアノマリーだと切り捨てるのではなく、判断材料の1つとして知っておくことで、不用意な損失を被るリスクを抑えることができるでしょう。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
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