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3DSがDSの立ち上げ時よりも売れていない理由(2ページ目)

ニンテンドーDSの後継機として満を持して発売された、ニンテンドー3DS(以下3DS)。ところが、どうも期待通りに売れている、というようにうまくはいっていない様子です。3DSの現状はどうなっているのか。何故、期待通りに売れていないのか、その理由について考えてみたいと思います。

田下 広夢

執筆者:田下 広夢

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発売タイトル

3DSの図

今回、本体発売同時タイトルにマリオシリーズはありませんでした。

おそらく、3DSが期待通りに売れていない理由として最も大きく挙げられているのは、発売タイトルでしょう。マリオやゼルダがない、キラータイトル不足だ、というのはあちこちで聞かれます。

ただしこれは、正確な言い方ではないかもしれません。2月末に発売された新ハードをすぐさま購入してくれるようなコアユーザー向けのキラータイトルが無い、というのが、より正しい表現と言えるでしょう。

実際には、キラータイトルの候補となるタイトルはありましたし、それなりに売れてもいるんですが、それがより効果的に本体を牽引していく状況が揃わなかった、というのが現状です。この点については、3つのポイントを全部ご説明した後、最後にもう1度まとめてお話します。

地震の影響

nintendogs+catsのCMの図

地震からしばらくが経ち、やっとCMが再開になったというような状況です。

3つ目のポイントは2011年3月11日に起きた東日本大震災です。ありとあらゆる経済活動が、今もなお大きな影響を受けていますが、もちろん3DSも例外ではありません。天災ですからどうしようもない話ではありますが、DSと比較して売れていないということを考える際には、地震の影響を無視することはできません。

被災地での販売ロスはもちろんのこと、それ以外の地域に関しても、今、新しいゲームハードをワクワクして購入する、というような気分になかなかなれないユーザーがたくさんいることは想像に難くありません。

また、ここで押さえておきたいのは、広告活動や販促活動の自粛です。これも、他のポイントとあわせて最後にもう一度お話しますが、特にテレビCMなどのマス媒体への広告活動の自粛は、3DSの販売戦略に大きなダメージを与えていると思われます。

さて、3つのポイントをお話しましたが、最初に申し上げた通り、これら3つは相互に関係しあっていています。
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