カナダの治安とは?
カナダとアメリカは同じような町並みだが、中身は大きく異なる (C) Tourism Vancouver
この記事では、よく知られていないカナダの治安の現状、旅行者が気をつけるべき犯罪の種類、気をつけるべき場所といった具体的な内容についてまとめました。基本的な治安情報はアメリカと重複する点も多いので、アメリカの治安もご参考に!
旅行者が巻き込まれる犯罪
一般的な旅行者が行くような観光地、町の中心地といった場所で、命に関わるような凶悪犯罪に巻き込まれるようなケースは非常に少なく、こういった犯罪に対する心がけは日本と変わりありません。むしろ、旅行者が注意しなくてはいけないのは、スリ、置き引きといった軽犯罪。旅行者が遭遇する犯罪のほとんどがこれ! 貴重品の入った手荷物は必ず目の届く場所に置き、移動中は肌身離さず管理するという基本的な注意で、トラブルを未然に防ぐことができます。また、犯罪とは少し異なりますが、海外と言えば、強引な物売りや物乞いなどの被害もよく耳にすることも……。しかし、カナダではこういった被害例は少なく、あまり神経質になる必要はありません。
カナダ人家庭に拳銃はあるの?
カナダでは銃を所持すること自体は難しいことではないのですが、大半がハンティングや競技目的など個人の趣味のためのもの。国土が広く、特に北方には人気のない原野が広がるカナダでは、未開の土地で、数日間に渡ってハンティング、といったワイルドな趣味を持つ人が多いのです。個人が護身用に銃を所持するということはほとんどないので、銃に関する考え方や現状は日本となんら変わりありません。都会での注意点
都市部ではダウンタウンの中心は夜でも問題なし。けれども、行き先によっては注意が必要 (C) Tourism Ontario
すべてではありませんが、週末のナイトクラブ近辺も要注意。酒の勢いもあって、少々度を越えた行動をする人が多いので、旅行者は近寄らないほうが無難でしょう。
リゾートでの注意点
カナディアンロッキーなどのリゾートでは夜の町歩きも問題なし。(C) Travel Alberta
犯罪のシーズン
カナダの場合、5月下旬から9月下旬までの夏の観光シーズンに圧倒的に集中します。観光客の数が圧倒的に多く、必然的に事件発生率も高まります。貴重品の管理はくれぐれもご注意を。日本からもっとも近いカナダ、バンクーバーでの治安事情はこちら>>>バンクーバーの治安
事件に巻き込まれないための注意点、具体的な予防策はこちら>>>カナダの防犯対策