最新CPUやUSB 3.0搭載など高い基本性能
従来モデルに比べ、全体的に薄くなったが、速度はさらに速くなった
最新CPU搭載で、基本性能は従来モデルに比べ非常に高くなった。一般的な用途には全く何の問題もなく、HDビデオの再生なども十分にこなせるようになった。AVCHDビデオ編集も、新CPUの新機能で比較的高速に処理できる。USB 3.0なども搭載しており、将来も安心して使えるし、一般的な用途には十分の性能と言える。
透明感のある綺麗なデザイン
タッチパッドはパームレストと一体化しており、美しいデザインに仕上がっている
いわゆるテカテカした筐体だが、それも若干控えめなので、手の脂も目立ちにくいデザインになっている。スクラッチリペア対応で、ちょっとした傷が付いたとしても自動修復されるので、常に綺麗な筐体が維持されるのも利点だろう。従来モデルよりも薄型化した事も、使い勝手に貢献する。無理に薄型化していないので、発熱などでストレスがたまることもないだろう。
NEC独自メニューなどで使い勝手も向上
押すだけでインターネットへの接続などができるワンタッチボタン。わかりやすくカタカナで書かれている(画像クリックで拡大)
ソフトウェアがたくさんインストールされていても、名前だけではそれがどんな機能を持ったソフトなのかはわかりにくい。その点、NECオリジナルの「おすすめメニューNavi」は文書作成、ネット動画などの一般的な用語から必要なソフトやサービスにアクセスできるようになっているので、初心者にもわかりやすく配慮されている。
高音質YAMAHAサウンドを搭載
スピーカーはキーボード上部に搭載。左上にはYAMAHAのロゴも冠している
ノートパソコンの音はあまり良くないのが一般的だったが、最近になって各社とも力を入れている。NECの場合、デスクトップパソコンに続いて、YAMAHAサウンドをこの機種にも採用し、高音質を追求している。他のパソコンを遠隔操作できるLuiなどの機能にも対応。難読漢字などを手書き入力できる手書きでお助けパッドなども便利だ。
充実したソフトウェアとサービス
同等スペックで比べると国内大手メーカー品と同等の価格で、ソフトウェアでもそれほど差は付かない。プラスセレクションという一部の仕様を変更できるサービスを使えば、CPUをより高速に、SSDを搭載することもできる。これに加えて、アフタサポートなどを考えるとバランスのとれた価格であると言える。
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NEC LaVie L LL750/D