別荘・リゾートマンション/リゾートクラブ・リゾート会員権

リゾート会員権の中古市場が健全化(2ページ目)

所有するのでなく利用するという価値観が高まるなか、気になるのがリゾート会員権。特に中古の会員権は手の届きやすい価格帯で登場しています。インターネットでその市場がわかる「e会員権フェアマーケット」を取材しました。

平野 ゆかり

執筆者:平野 ゆかり

別荘・リゾートマンションガイド


会員権のニーズは二極化の傾向

軽井沢テラス

リゾートクラブは自然の中でゆったり,ホテルライクに過せるのが魅力でもある


e会員権フェアマーケットはネットに掲載する前段階で、会員権の内容をサービス状況や運営状況などを精査します。そのうえで条件にあった会員権のみ紹介するというスタンスで、現在、取り扱っているのは23のクラブ会員権です。

取引件数が増えてきたという状況のなかで、流通する会員権の特徴はあるのでしょうか?

「100万円未満の価格で探されている方と、300万円以上の会員権を求められる方、二極化していると言えます」と涌井さん。経済的なメリットを追求する人、またはリゾートクラブ会員権を持つことのステータスを求められる方、その2つに分かれる傾向があるとのことです。

また会員権を複数持っていらっしゃる方も多く、国内と海外両方を持っているケースもあります。「複数の会員権を上手に使いまわす方もいらっしゃいます」。国内と海外をまたいだ需要も増えており、e会員権フェアマーケットでは、ヒルトン・グランド・バケーションクラブのリセール代行も開始しています。10年前くらいから海外のタイムシェアリゾートやポイント制リゾートの会員権が好調でしたので、今後、中古会員権の流通件数の増加が見込まれます。関心のある方には格好の時期といえます。


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