大震災後の計画停電が始まる
キッチン機器とガス機器の取扱い注意!
3月14日は計画停電の実施がそれほど広範囲ではありませんでしたが、15日は予定通り東京電力管内を変電所ごとに5つに分けて、順次大掛かりな停電が実施される予定です。こんなとき注意していただきたいのが、キッチン機器の取扱いです。
調理中にガスコンロやIHクッキングヒーター、電子レンジやオーブン等の機器が、いきなりの停電に止まってしまうことがあります。
そのときは、まず第一に慌てず確実にガスの元コックや電源のメインスイッチを切ることが大切です。
ガスクックトップの例
IHクッキングヒーターの例
食器洗い機等のキッチン機器も必ずメインスイッチを切るようにしてください。
事前に停電の始まる連絡が入ったときは、これらのキッチン機器の使用を中止することが大切で、食事の支度を通電中におこなうように心掛けたいものです。
もうひとつ、注意していただきたいのがエアコンやガス給湯器、ガス暖房機、灯油暖房機などの取扱いです。
まだまだ寒い日が続きます。暖房機器は生活必需品のひとつですが、停電時には注意が必要です。
ガス給湯器の例
それは、燃焼中にいきなり停電すると、燃焼は止まりますが機器内のファンも同時に止まります(通常は数分間遅れて止まります)。そうすると機器内部が余熱で過熱され安全装置が働き、部品交換しないと復帰できなくなる可能性が高くなります。(灯油暖房機も同様です)
ガスファンヒーターの例
灯油ファンヒーターの例
下記関連サイトも併せてご覧ください。
■東京ガス 停電時のガス機器の取扱い
■Panasonic 断水・停電・地震時における取扱いの注意
■SHARP 家電製品の停電時の取扱い
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