エクセル(Excel)の使い方/データベース・データ集計

エクセルのフィルタで集計!絞り込んだデータを集計する方法(2ページ目)

エクセルのフィルタで集計!エクセルの表でオートフィルタで絞り込んだデータだけを対象にして合計するなど、集計を「簡単操作」で実行する方法を紹介します。さらに、平均や標準偏差の計算、数式の組み合わせによる計算などに応用するためのテクニックも併せて紹介しています。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

 

オートフィルタで絞り込んだデータを対象に集計を実行するには

まず、表を作成するときに、集計行を作成しないでおきます。そして、この状態でオートフィルタを実行します。このとき、どのデータで絞り込んでも結構です。ここでは、「支店名」を「東京」で絞り込んでおきます。
「支店名」を「東京」で絞り込む

「支店名」を「東京」で絞り込む


その後、集計データを表示したいセルを選択して、「オートSUM」ボタンをクリックします。
「オートSUM」ボタンをクリック※ショートカットキー:「Alt」キー+「Shift」キー+「=」キー

「オートSUM」ボタンをクリック
※ショートカットキー:「Alt」キー+「Shift」キー+「=」キー


下図のような状態になるので、「Enter」キーを押してください。
「Enter」キーを押す

「Enter」キーを押す


すると、絞り込まれているデータだけを対象とした集計値が表示されます。確かに、下図の通り、東京支店の売上データだけを対象とした売上合計が表示されています。
東京支店の売上データだけを対象とした売上合計が表示された

東京支店の売上データだけを対象とした売上合計が表示された


大阪支店のデータだけに絞り込むと、再計算が実行されて、大阪支店の売上データだけを対象とした売上合計が表示されます。
大阪支店の売上データだけを対象とした売上合計が表示された

大阪支店の売上データだけを対象とした売上合計が表示された



それでは、オートフィルタを解除して、集計行に「売上合計」と入力しておきましょう。また、下図の通り、「売上データの表」と「売上合計の行」の間に空白行を入れる必要はありません。この状態でオートフィルタを実行しても、常に売上合計の行が表示されるのです。
表と集計行の間に空白行は不要

表と集計行の間に空白行は不要


ところで、今回の操作によって「売上合計」のセルに何が入力されたのでしょうか?その内容を知ることで、さらに便利に使いこなすことができるようになります。

次ページで、その内容をチェックしましょう!

 
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