ビジネス脳と奉仕脳……考え方のクセで、真逆の答えになる
「間違ったことは言ってない!」はずが、なぜか恋人と衝突してしまう……。実は考え方のクセに原因が!
みなさんは人間関係を築くうえで、大きくわけて人に尽くすことを喜びと考える「奉仕脳」寄りで動く人と、ギブ&テイクがしっかりしている「ビジネス脳」寄りで動く人がいることに気付いていましたか? 実は、この2つのタイプの考え方のクセは、恋愛関係を築くうえで、ケンカになりやすいかどうかを大きく左右します。
自分がどちらのパターンか考えてみましょう。
こんな人はビジネス脳!
あなたは3つの項目のうち、いくつ当てはまりますか?・カップルで共同作業をしたら、貢献したほうが多く分け前をもらうべきだと思う。
・恋人を助けてあげたのに、お礼の言葉がなかったり、感謝を態度で示さないと腹が立つ。
・恋人に「助けてもらった!」と感じたら、借りはすぐ返さないといけないと思う。
2個以上当てはまったあなたは、恋愛もビジネス脳で考えている可能性大! ギブ&テイクがしっかりとなされないと、不愉快に感じてしまいます。
特にイベント時に反応が薄い恋人を見て、「自分はこんなにしてあげてるのに!」と思ったことがある人は、ビジネス脳寄りだといえるでしょう。
奉仕脳の人の恋愛
カップルが二人とも奉仕脳で接すると、穏やかな関係が持続する傾向があります。
奉仕脳の人は、相手が喜んでいる姿を自分の喜びだと考えることができるタイプ。先ほどのビジネス脳とは真逆の考え方をします。
・カップルで共同作業をしたら、分け前は半分ずつが良いと思う。
・恋人を助けることに喜びを感じ、お礼の言葉や感謝の態度がなくても気にならない。
・恋人に「助けてもらった!」と感じたら、借りを返すことより、感謝を表現しようとする。
奉仕脳寄りの人は、恋人のワガママを受け入れるときには、「自分も今度聞いてもらわないと」などと考えず、「恋人のワガガマを聞いてあげられる自分」を喜び、気分良く過ごすことができます。
ビジネス脳と奉仕脳
恋愛では楽観的な奉仕脳。しかし必ずしも良いものではありません。奉仕脳の人がビジネスの現場に立つと、「義理と人情」や「お世話になっているから」という感情が先に立ち、周りの人を混乱させたり、損失だとわかっているのに交渉せずに受け入れてしまうことも……。ビジネス脳で考える人のような、誰の目にも明らかな指針を持たないので、冷静な判断と適正な取引をしにくいのです。
奉仕脳で尽くしてくれる優しい恋人を理想としている人は多いですが、現実はそううまくいくものではありません。恋人が冷たい気がしたり、突っかかってくると感じる人は、恋人がビジネス脳で恋愛をしている可能性があります。ビジネス脳で考えていたと想像すれば、腑に落ちることも多いはず。相手が望むこと、嫌がることはわかりますよね。
100%の人は少ない
相手の考え方のクセがわかれば、相手に気持ちを沿わせることができて、「全く理解不能!」という事態を防ぐことができます。
仕事でトラブルになったとき、恋人とケンカをしてしまったときは、一度自分がどちらの考え方をしていてピンチに陥っているのか、対立する相手の思考パターンがどちらかを考えてみてください。
案外、逆の考え方に危機を乗り切る方法が隠されているかもしれませんよ。
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