積立貯金のほかにもハッピーに貯められる方法があります
「毎月確実に貯金をするためには、給与が入ったらすぐに貯蓄分を取り分ける『先取り』をすること。手取り収入のうち、最低でも1割、できれば3割、独身実家暮らしなら3~5割を先取りして、給与振込口座とは別の貯蓄用の口座に移しましょう」。貯蓄の基本といえばこんなところでしょうか。住宅購入の頭金や老後資金など大きな貯蓄はこの基本の方法で着実に貯めていくとして、それ以外のちょっとした支出に備えて、もう少し貯めてみませんか? ご紹介するのは、小銭貯金を少しアレンジしたものです。ぜひ、楽しみながらやってみてください。
カレンダー貯金
毎日、その日の数字にならった金額を貯金箱に入れます。〇月1日だったら1円……では少なすぎるので10円。15日なら150円、31日なら310円。1年間で約5万7000円貯まります。占いランキング貯金
毎朝、テレビやネットの星占いを見るのが楽しみという人は、その日のランキングにならった金額を貯金箱に入れます。2位なら20円、3位なら30円、12位なら120円。1位の日は景気よく1000円。1位~12位が年間に均等にまわってくると仮定すると、1年で約5万300円貯まります。1位は100円、2位なら200円、12位なら1200円にしてみると、23万4000円になります。自分ルールを決めてやってみてください。願いごと貯金・感謝貯金
毎日、願い事や目標を唱えながら100円玉を貯金箱へ。たとえば「5キロ痩せます!」と声に出して唱え、1年後にスリムな服を買うことをイメージしながら100円玉1枚を貯金箱に入れ、そのあとエクササイズなどをします。1年後、貯まった36500円で素敵な服を買いましょう。お金が貯まるだけでなく、願い事や目標を毎日声に出して言うことで、実現する可能性が高まるかも?! また、願い事は「〇〇になりますように」ではなく、「〇〇になります」「〇〇になりました」と確定事項として言葉にした方がよいと聞きます。お子さんのための貯金にも!
願い事・感謝貯金はお子さんのための貯金にも使えます。朝なら「〇〇ちゃんと今日も楽しく過ごします」という目標、夜なら「〇〇ちゃんは今日も元気に遊びました。ありがとう」「お友達と喧嘩したけれど仲直りできました。ありがとう」などと感謝の言葉を唱えて100円貯金。誕生日プレゼント等の資金に充ててもいいし、何年も貯め続けて教育費の足しにしたり、結婚費用の援助に使ってもいいですね。毎日100円で1年で36500円、誕生から一番お金がかかる大学入学時までの18年間続けたら65万7000円にもなります。ぬりえ貯金
これは節約・貯金好きの人にはご存知の方も多いでしょう。さかなのイラストのウロコの部分や、家のイラストの屋根の瓦の部分などにひとつひとつ数字を割り当て、貯金箱に入れる金額に合わせて、色を塗っていくというものです。 貯金箱に100円を入れたら、100と書かれたウロコを塗る。100のウロコがすでに塗られてしまっていたら、2と8と90のウロコを塗るなど、組み合わせて塗っていきます。右の写真は1~212まで数字を書いたので、塗り終えた時には2万2578円になります。簡単なイラストなので自分で描いてもよいし、「貯金シート さかな」等で検索するとダウンロードできるサイトもあるようです(ダウンロードは、利用するサイトの規則に従って行ってください)。
様々な色を使ってレインボーカラーの魚や家を完成させるのが楽しいと思いますが、1色でも大丈夫。赤や青のボールペンなら、男性も持っている人が多いと思います。1色でも濃淡で差をつければ、なかなかアーティスティックな作品になりますよ。塗るのが面倒なら、オフィス用品の丸いシールを貼っていくのもよいかも(ウロコより小さいサイズのシールを選ばないと数字が見にくくなります)。