むやみに会員登録を行うのは危険

看護師の求人情報は、新聞や雑誌のみならず、インターネットでも簡単に探せる時代になりました

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コミュニティサイト(SNS)や看護師の人材紹介サイトなど、看護師が無料で会員登録できるサービスはたくさんあります。ただし、会員登録=運営団体に個人情報を流出する行為であるということを、あらかじめ認識しましょう。「少しでも多くの求人を集めたいから」という一心で、運営団体の信頼性を確かめないまま会員登録を行うのは、個人情報保護の観点で危険な行為といえます。「この運営会社(サイト)は安心できる」という確信を得た上で、会員登録するよう心がけましょう。

看護師の人材紹介会社に関する比較レビュー(またはランキング)サイトは過信しすぎないこと

比較レビューサイトは、口コミや主観的な要素があり、情報の信憑性に欠ける点が否めません。看護師の人材紹介会社への登録は、原則として看護師免許のコピーが必要であるため、なりすましによる比較レビューでは、会社のサイトを見れば分かるような抽象的な情報しか書かれていないことが多いでしょう。会社の概要しか書かれていないサイトには注意が必要です。

ランキングサイトに関しては、正しい調査が行われた証拠と、豊富な調査数、その調査の下でデータされた統計(ランキングの根拠)が明記されていなければ、ランキングへの信憑性を疑うべきでしょう。

「人間関係のトラブル」は多少の覚悟が必要

株式会社QLifeとFHヘルスケアによるアンケート「看護師の就職活動に関する意識調査分析」によると、77%の看護師が「就職前と就職後の情報のギャップを感じている」とし、最もギャップのある情報としては「職場の雰囲気・人間関係」という結果でした。実際、求人から職場の雰囲気や人間関係を読み取るのは不可能に近いでしょう。

意見や価値観が合わないスタッフとの関わりは確かに苦痛ですが、転職によって必ずしも回避できるものでもありません。長年の経験やスキルを持ち、独自の看護観や価値観を持つ者同士が顔を合わせる職場では、多少の衝突は避けられないものです。

同僚との豊かな人間関係を築くためには、苦手だと感じる先輩にあえて質問したり、悩みを相談したりするなど、自分から進んで歩み寄ろうとする努力も必要です。時間をかけてじっくりと接することで、相手の良さを見つけ、お互いの存在を認められるようになるでしょう。

メリット・デメリットを充分に把握した上での転職活動は、看護師の活躍の場を知るよい機会になり、自身の視野と可能性を豊かにします。転職活動を機に、自分らしい看護を実現できる職場との出会いがあるといいですね。


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