グアム/グアムの空港・市内交通

グアム国際空港

グアムのみならず、ミクロネシアの玄関口、グアム国際空港。グアムに滞在する人も、その先のミクロネシアの島々やアジアへ行く人も入国審査を通らなくてはなりません。日本発着便は早朝便もありますが、免税店は少なくとも1つは営業し、フードコートのようなレストランコーナーも24時間オープン。グアムのホテルエリアからも近い、便利な国際空港です。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

グアムの玄関口、
アントニオ・B・ウォン・パット・グアム国際空港

グアムの空港

グアムの中心地まで車で約15分。空港からの移動も楽チンです

一般的に、「グアム国際空港」と呼ばれていますが、グアム国際空港の正式名称はアントニオ・B・ウォン・パット・グアム国際空港といいます。正式名のアントニオ・B・ウォン・パットは、アメリカ合衆国下院議員にグアムから初めてなった方の名前を冠しているそうです。ミクロネシア最大の規模を誇り、ミクロネシアの島々へ渡るハブ空港としての役割も担っています。

ミクロネシア最大の規模……ではあるのですが、成田や関空のような都市部の空港ほどのスケールではありません。広さは約7.1万平方メートル、東京ドーム1.5個分の広さです。1998年に改修・拡張工事を終え、三階建ての今の施設となりました。

それほど大きくない……とは言っても、わかりにくいのが国際空港の常。自分が何階にいるのかわからなくなってしまうこともしばしば。そこで、最低限知っておきたいグアム国際空港についての情報をまとめてみました。

ミクロネシアの島々の拠点、グアム国際空港 

グアム国際空港

空からみたグアム国際空港

グアム国際空港はミクロネシアの島々への玄関口でもあります。チュークやポンペイ、ヤップ、コスラエといったミクロネシア連邦、パラオ共和国、マーシャル諸島のマジュロといった、グアムからハワイへと点々と続く太平洋に浮かぶ島々をつなぐ起点となっています。ミクロネシアの島々へ行く場合、パラオ(マジュロのチャーター便も)を除き、グアム国際空港でトランジットします。

日本人ツーリストにとって身近な北マリアナ諸島のサイパンやロタとも結ばれています(グアムと北マリアナ諸島における滞在に限って、電子渡航認証システムESTAの申請が不要なビザ免除プログラムも適用)。

 

また、海外からは中国や韓国、台湾、バリ島、シンガポール、フィリピン、マレーシア、オーストラリアや本国のホノルルやロスからの路線もあります。

そして日本とは、成田、羽田、関空、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡などなんと9箇所の空港と結ばれています。ひとつの国の、これだけの都市からグアムへダイレクトにインできるのは日本のみ。いかに日本人旅行者にとってグアムが親密な関係であるかがわかります。

現在、グアム国際空港に乗り入れている航空会社はコンチネンタル航空、デルタ航空、日本航空、ジンエアー、大韓航空、チャイナ エアライン、フィリピン航空、アジア・パシフィック・エアラインズなど。 
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