逗子・葉山は自由で新しいことに挑戦しやすい土地柄

先日、湘南の海辺を取材しました。鎌倉はちょうど年明けということもあり、初詣がてら史跡散策を楽しもうという観光客で駅前はすごい人ごみ。平均年齢はだいぶ上ですが、原宿の竹下通り並みです。鎌倉に住む人の話を取材するのが目的でしたが、とてもとても。駅前の観光ボランティアのおじさんに「地元の人は、こんな混んでいるところに出て来やしないよ」と言われ断念。逗子に足を伸ばしました。

逗子は鎌倉ほど観光地化していないので、ほっとするところがあります。この街も高齢化が進んでおり、駅前は若者の街というわけではありません。が、海に出るとやはりヨットやシーカヤック、ウィンドサーフィンの姿があちこちに見られます。海辺を散歩する人、凧揚げする人など若いファミリーが多くて、のどかな雰囲気です。

逗子の海に近い場所に、シネマ・アミーゴという映画館を訪ねました。2年前にオープン、見た目は一軒屋で、映画を上映していない時間はカフェになっています。店内はオーナーのこだわりを感じさせるインテリア。「ナチュラル系のお店が多いなか、ちょっと変えているんです」と館長さんがいうだけに、少しとんがった雰囲気もありますが、居心地がよい空間です。館長自身は逗子生まれの逗子育ちですが、サーファーではなく芸術系。この場所で、映画を上映しているだけに集まるお客様もクリエーター系が多いというのもうなずけます。

「逗子はおおらかで自由な土地柄。新しいこともやりやすい気風があります」といいます。芸術を愛する人も多く、芸術を受け入れる土壌もある。逗子は、趣味を持つ人には仲間が多く、そのぶん張り合いも生まれる街といえます。