売り買いすべての指標となる「Pricefan」
株式会社オークファンが提供する「Pricefan」は簡単にいえば、ECショップやオークションサイトの価格や取引高のデータを1つにまとめたもの。まさしく株のチャートと同じなのだ。取引高が増えるのはどのタイミングか?価格が下がりだすのはいつか?そういったデータがあるかないかでは、売上に大きな違いが出てしまう。事実、売りだす時期がちょっとでも遅れると価格競争の波にのまれて思うような利益が出ないこともある。逆にいえば、誰よりもタイミングよく売りだすことができれば、大きな利益を狙えることになるのだ。ちなみに、以下はバーバリーのコートの総落札額と総落札数だ。
右の目盛は落札総額を表し、左は落札数を表す。資料提供:オークファン。
経験則はもちろん重要だし全否定しているわけではないが、それにプラスして数値化されたデータがあれば、より確度の高い商売ができるのでないだろうか。
買う側のメリット
逆に買う側としては、価格が下がっているときに買えばいいことになる。定価で1000円のものが600円で買うことができたら、400円得をしたことになる。この400円でまた違うものを買えば、それだけ豊かな生活ができることになるのだ。あるいは、同じ1000円でも、質の高い物を手に入れることができるかもしれない。以前「年収300万円の彼が700万円の生活ができる理由」でも紹介したように、人は工夫しだいで相当レベルの高い生活を送ることができてしまうのだ。
賢く生きようとしている者にとって有利な時代になったのは多くの人が感じていることだと思う。買い物もそう、投資もそう。知っているかどうかでは全く違う結果となってしまう現実がここにある。知らない期間が長ければ長いほど知っている者との差は大きくなるのだ。まずはこの事実を知っていただきたいと思う。
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