4本の足で立つ
1. 正面のスチールサッシのガラス戸を開けると高さ3.4mの壁柱が現れる。 2. 壁の半分近くがペアガラスになっている。 |
この家は、前の2本が幅91cm、奥の2本が幅1m82cm、高さは共に9m25cmの、鉄骨の壁柱だけで全体が支えられています。そしてこの壁柱に持ち上げられるように大きなボックスが1つずつ取り付いているという、とてもシンプルな構成で出来ています。ボックス同士の間はガラス張りなので、まるで温室のような外観です。正面は「ソトとつながるところ」という名のテラス。背後には高さ3.4mもある特注のガラス引き違い戸が控えています。
◆建築家プロフィールと建築データ