スイス/スイス基本情報

スイスの観光 旅行のおすすめモデルコース(4ページ目)

スイス旅行の人気観光スポットを巡るおすすめモデルコースを紹介。まずスイスを東西に結ぶ3本の路線とスイス3大名峰の位置関係を地図で把握しましょう。あとは氷河特急などの特別列車も上手く組み合わせていきます。旅の目的や好みに応じて、途中下車や寄り道など、いろいろなバリエーションも楽しむことができます。

和田 憲明

執筆者:和田 憲明

スイスガイド

モデルコース3 ユングフラウ地方からジュネーブへ

移動ルートマップ

旅の後半はスイスのドイツ語圏からフランス語圏へ

■インターラーケン
↓(列車:所要約1時間20分)
■ツヴァイジンメン
↓(列車:所要約2時間)
■モントルー
↓(列車:所要約1時間15分)
■ジュネーブ(1泊)

 
ユングフラウ地方からジュネーブへ抜けるルートは、数通りのルートが考えられますが、一番のおすすめはゴールデンパスライン。列車に乗ってスイスののどかな山間のルートを進み、最後はぶどう畑と広大なレマン湖が視界一杯に広がります。
ゴールデンパス

鮮やかな金色の車体と大きな窓が特徴


モントルーは毎年夏に開催されるジャズ・フェスティバルで有名。対岸にフランスのアルプスが広がる、スイスで人気の湖畔のリゾートです。モントルーからジュネーブまで、列車はレマン湖の北岸をなぞるように走ります。

 

湖畔にたつシヨン城

シヨン城

かってこの地を支配したサヴォワ公の夏の居城だった

列車の乗り換え駅となるモントルー。朝インターラーケンを出ると、ちょうど昼食の時間帯に到着。湖畔のレストランでランチの後、近くのシヨン城まで足を伸ばしてみましょう。

湖畔の突起部分に立つシヨン城は、遠くから見るとまるで湖に浮かんでいるかのような姿を見せています。モントルーからトロリーバスを利用するのが便利ですが、湖船で行くこともできます。城内の見学は約1時間。お城の窓から見るレマン湖が、特に印象に残ることでしょう。

 

おとぎの国のよう! グリュイエール

グリュイエール

チーズのふる里、グリュイエール村の中心


モントルーの手前、モンボヴォンの駅で途中下車。ローカル線に乗り換えて、グリュエールチーズで有名なグリュイエールの村もおすすめの観光スポットです。グリュイエールの駅付近にあるチーズ工場の見学も可能。

丘の上に立つグリュイエール城と、石畳の小さな村では、おとぎの国に来たような錯覚を覚えることでしょう。

 

世界遺産、ラヴォー地区の葡萄畑

ラヴォー

テラス状に広がるラヴォー地区のぶどう畑  画像提供:レマン湖地方観光局


レマン湖の北岸に広がるラヴォー地区の葡萄畑は、2007年に世界遺産に登録されました。幾世紀にも渡って、脈々と引き継がれてきたワイン作りの伝統が、素晴らし景観を生み出したのです。

ワインが好きなら、カヴォーと呼ばれるワインバーで、ワインの試飲をすることもできます。

ジュネーブの市内から空港までは、車で約15分。列車も空港駅まで乗り入れています。帰国時の出発空港がチューリッヒの場合は、モントルーから列車でローザンヌ乗り換え、チューリヒ空港駅まで移動するのが便利です。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます