モデルコース3 ユングフラウ地方からジュネーブへ
旅の後半はスイスのドイツ語圏からフランス語圏へ
↓(列車:所要約1時間20分)
■ツヴァイジンメン
↓(列車:所要約2時間)
■モントルー
↓(列車:所要約1時間15分)
■ジュネーブ(1泊)
鮮やかな金色の車体と大きな窓が特徴
モントルーは毎年夏に開催されるジャズ・フェスティバルで有名。対岸にフランスのアルプスが広がる、スイスで人気の湖畔のリゾートです。モントルーからジュネーブまで、列車はレマン湖の北岸をなぞるように走ります。
湖畔にたつシヨン城
かってこの地を支配したサヴォワ公の夏の居城だった
湖畔の突起部分に立つシヨン城は、遠くから見るとまるで湖に浮かんでいるかのような姿を見せています。モントルーからトロリーバスを利用するのが便利ですが、湖船で行くこともできます。城内の見学は約1時間。お城の窓から見るレマン湖が、特に印象に残ることでしょう。
おとぎの国のよう! グリュイエール
チーズのふる里、グリュイエール村の中心
モントルーの手前、モンボヴォンの駅で途中下車。ローカル線に乗り換えて、グリュエールチーズで有名なグリュイエールの村もおすすめの観光スポットです。グリュイエールの駅付近にあるチーズ工場の見学も可能。
丘の上に立つグリュイエール城と、石畳の小さな村では、おとぎの国に来たような錯覚を覚えることでしょう。
世界遺産、ラヴォー地区の葡萄畑
テラス状に広がるラヴォー地区のぶどう畑 画像提供:レマン湖地方観光局
レマン湖の北岸に広がるラヴォー地区の葡萄畑は、2007年に世界遺産に登録されました。幾世紀にも渡って、脈々と引き継がれてきたワイン作りの伝統が、素晴らし景観を生み出したのです。
ワインが好きなら、カヴォーと呼ばれるワインバーで、ワインの試飲をすることもできます。
ジュネーブの市内から空港までは、車で約15分。列車も空港駅まで乗り入れています。帰国時の出発空港がチューリッヒの場合は、モントルーから列車でローザンヌ乗り換え、チューリヒ空港駅まで移動するのが便利です。