スイスの観光 旅行のおすすめモデルコース(3ページ目)

モデルコース2　ツェルマットからユングフラウ地方へ

■ツェルマット
↓（山岳鉄道：所要約1時間10～20分）
■フィスプまたはブリーク
↓（列車：所要約30分）
■シュピーツ
↓（列車：所要約25分）
■インターラーケン（3泊）

(注)ブリークから旧線利用でシュピーツまでの所要は約1時間10分。

ツェルマットで観光やハイキングなどを楽しんだ後、今度は列車を乗り継いでユングフラウ地方を目指します。途中フィスプとシュピーツで乗り換えて、ユングフラウ観光の拠点インターラーケンへ到着。インターラーケンからさらに登山電車に乗り換えて、グリンデルワルトやヴェンゲンなど、お好みの滞在地に向かいましょう。

ツェルマットからインターラーケンまでの所要時間は、フィスプ経由で約2時間20分。朝ツェルマットを出発すれば、お昼頃までにはインターラーケンに到着できます。日程に余裕があれば、気に行った場所で途中下車しながらユングフラウ地方を目指しましょう。

幻想的なエッシネン湖へ

移動の途中でのんびり景色を楽しみたいという場合は、ブリークからの旧線を利用してみてはいかがでしょうか？　ブリークを出た列車は、高度をぐんぐんと上げ、やがて進行方向左手にはローヌ渓谷の素晴らしい景観が眼下に広がります。

ブリークとシュピーツの中間に位置する山間の村、カンデルシュテークで途中下車。村はずれから出るゴンドラに乗って山上へ。さらにハイキングで奥まで歩くと、エッシネン湖が目の前に広がります。エメラルド色の幻想的な湖で、途中下車にぜひおすすめしたいスポットです。

スイスの秘境、レッチェン谷

やはりブリークからの旧線を利用してゴッペンシュタイン駅で下車。ゴッペンシュタインからポストバスと呼ばれる定期路線バスを利用して、「スイスの秘境」と呼ばれるレッチェン谷まで足を伸ばします。

秋田県男鹿半島の「なまはげ」に似た祭り「チェゲッタ」など、独自の伝統が残る地域で、鉄道が開通するまでは、外界との交流が閉ざされた地域でした。

トゥーン湖遊覧で湖上散歩

天気がよければ、鉄道の替わりに湖船で移動するのも良いでしょう。乗り換え駅のシュピーツからインターラーケンまで、湖上遊覧を兼ねて船に乗ってみましょう。

列車からは見えなかったユングフラウ三山も、その優美な姿を現します。これから向かうユングフラウ地方への期待感も、ますます高まるこはず（湖船は冬季運休）。

ベルン市内散策

雨が降った日は、ベルンまで足を伸ばして市内散策がおすすめ。世界遺産に認定された旧市街の街並みは、訪れる価値も十分です。ヨーロッパ最長と言われる石造りのアーケードでは、傘を持たずにショッピングを楽しむことができます。