妊娠の基礎知識/妊娠中の不安・疑問

vol.5 妊娠中は運動をした方がいい?(2ページ目)

「妊娠したらどれくらい運動したらいいの?」、「どれくらい安静にしたらいいの?」といったご質問を頻繁にいただきます。妊婦向けのテキストに書いてあるような「適度な運動は大事です」ということだけでは、なかなか目安がつかみきれない部分はありますよね。やっていい運動、やってはいけない運動について説明します。

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

両足でジャンプする動きはNG

では具体的にどんな運動が効果的でしょうか。まずはNGについて。激しい運動はもちろん避けるべきですが、体の動きとして避けたいのは「両足を揃えてジャンプする」という運動です。ぴょんぴょんと縄跳びをしている妊婦さんはいないとは思いますが、支えなしにお腹を激しく揺らす動きは避けましょう。

よく「自転車に乗ってはいけませんか」というご質問もいただきます。自転車を漕ぐという体の動き自体は両足でジャンプしながら乗るわけではありませんので、お腹に直接影響があるわけではありません。ですから、生活をしていく上でどうしても必要であれば乗っても差し支えはないのです。転ばないように注意をする、きちんと装備をして乗る、ということに気を付けてください。

マタニティヨガ、マタニティビクス、マタニティスイミングなどは、前述した週数を過ぎればトライしてもいいと思います。ただし、「週に1回のマタニティスイミングに行くだけで、他は何もしない」とか、「往復2時間かけてヨガスタジオに行って、時間のマタニティヨガに参加して、帰りにケーキを食べてしまう」というのであれば、気分転換にはなるでしょうけど、「妊娠中に適度な運動をしながら体力をつける」という目的のためにはあまり意味がないかもしれません。「マタニティ○○」をしていなくても、日頃から着実に歩いているという人の方が、体力がついているものです。
 

おすすめのウォーキングメニュー

体力をつけるためにおすすめなのは「20分ノンストップのウォーキングを1日3セット」という運動です。この場合、ウィンドーショッピングはNGです。「私はウィンドーショッピングで運動を兼ねています」という方もいますが、立ち止まりながら歩くのでは、運動とは言えません。運動とは筋肉を動かし続けることで、心拍数が上がり、全身の血行を良くするということですから。

妊娠中の体力作りは、お産当日の1日のためだけでなく、その後の子育てのための体力づくりも視野に入れておくことが大切です。そのためにも「これはやりすぎかな?」「もっと動けるかな?」といったことを感じ取って、コンスタントに続けられるようにしていきましょう。

一人でできる運動もいいですが、ウォーキングもパートナーと一緒にすると二人の時間も楽しめますよね。カップルで参加するマタニティクラスでは、妊婦さん向けの二人組で行うストレッチなど、リラックスできるメニューもありますので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。


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