2人目以降の出産
上の子の立会いも増えてきている
Q:
・出産の時、上の子はどうすればいいのでしょうか?
A:
上の子の年齢にもよるのでしょうね。ある程度大きくなり、産院が許してくれていて、本人がいやでなければお産に立ち会ってもいいのです。ちなみに、僕には4人の子がいますが、4番目のタイちゃんの出産のときには、1番目と3番目の男の子はお産に立会いました。僕は産科医なので医師として分娩に携わる代わりに、うちの奥さんは小学6年生だった長男の手を握ってお産をしていました。ただ、2番目の女の子は、途中まで分娩室にいましたが、最後は立ち会わず、生まれるのを病室で待っていました。
お産の時は、通常は、どちらかの実家に上の子を預けることが多いでしょう。友人に預ける方もいるでしょう。どうすればいいはありません。考えられうる手段のなかで、あなたがお産によりより集中できる方法を選べればいいのです。
2人目の分娩時間
Q:
・2人目出産の分娩時間は1人目の半分というのは本当ですか?
A:
2人目の分娩時間は、1人目の半分ではありませんが、短くなります。子宮口が開くのが早くなるし、産道をくぐりぬける時間もより短くなります。ただ、経産婦は陣痛も早めに来ると思っている方が多いですが、これは違います。早く来る場合もあれば、変わらないことも、遅くなることもある。それでも、だいたい前と同じ週数くらいで来ることが多いでしょう。
年子の子育て
Q:
・年子の子育てはどうやればいいのでしょう?
A:
こうしなければいけないという決まりはありませんが、子育てと妊娠が同時に進行します。一人で抱えず、できないことは夫や周囲に積極的に協力を求めましょう。また、下の子が授かると、無意識のうちに、上の子にはもうお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからと、我慢を要求してしまいがちです。上の子にとって、それはママとパパを妹弟に取られてしまう危機感、淋しさ、不満などが生まれてきます。上の子とのスキンシップを忘れないであげてください。
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