これまでウワサされた候補たち
これまでにも「ポスト池上」を巡るニュースは、いくつか目にしました。その中でインパクトがあったのがロンブー・田村淳説。イメージとは逆に、意外なほど努力家ということもあって、能力的にはアリかもしれませんが、今やってるバラエティと並行して出演すれば、各方面から批判の声も挙がりそうで難しいかもしれません。もう1人、有力候補に挙げられていたのが、大阪で絶大な人気を誇る辛坊治郎。読売テレビのアナウンサーから独立したこともあって注目されたんでしょうが、最大のネックは、現在、大阪で朝の帯番組 『朝生ワイド す・またん!』を担当していること。
同じ理由で『ミヤネ屋』の宮根誠司も、現段階では身動き取れませんね。ただ、スペシャル番組としてニュース解説をやるのだったら、実績から見てもいちばん相応しいのかも。
テレビ朝日の隠し玉は…
実はテレ朝の中でも、ひそかに「ポスト池上」を育てようと考えていた節があります。ちょっと意外かも知れませんが、その人の名は、カンニング竹山。これまでにも『ニュース探究ラジオDig』(TBS)のパーソナリティを担当するなど、知的な部分を披露していました。しかも、今年からスタートしたテレ朝の『知っとく!なっ得!』では、子供たちが感じるニュースの疑問を、優しい言葉で解説するという役どころを熱演。池上彰がNHK時代に注目を集めるきっかけになった『週刊こどもニュース』の民放版といった雰囲気の番組です。
ただ、ポストと言っても3~5年後あたりを見据えてのキャスティングだったでしょうから、さすがに今春の改編には対応できません。では、即戦力でポスト池上を任せられる人材はいないんでしょうか? いえいえ、とっておきの逸材がいるじゃないですか!?