子供と遊ぶ/子どものおけいこ・習い事

子どもの習い事「体験教室のススメ」(4ページ目)

新しく習い事を始める子どもの多くが、新入・進学シーズンである春から通い始めます。この春から「習い事デビュー」を狙っているのなら、今の時期、ぜひ「体験教室」に行ってみましょう!

執筆者:別当 律子

託児タイプ? 親子同伴タイプ?

ヤマハ音楽教室

この時期にしか作れない親子のふれあいの思い出を大切に
画像提供:ヤマハ音楽教室

習い事の中には、親は送迎だけすればよく、子どもがレッスンを受けている間は親はフリーになれる託児型の教室や、スイミングなどに代表される、子どものレッスンを親が見守ることができる見学型、そして親自身もレッスンに積極的に加わる参加型の、大きく分けて3つのタイプがあります。

「ヤマハの場合、英語も音楽も、幼児期には親子同伴レッスンが基本です。日常生活の中では、子どもと充分に向き合っているつもりでも、ついつい家事をしながら、用事を済ませながらといった場面が多いですよね。ですからレッスンの中で、親子で一つの目標に向かって一緒に取り組む時間を持つことは、親子にとって、かけがえのない時間、思い出になるからです。

英語の場合なども、上達するためには家での親の語りかけの多さも重要なポイントです。一緒にレッスンに参加すれば、自然と家での親子の会話の中で、反復練習をすることもできます。最近は、土曜日などはパパが子どもとレッスンを受けている姿も目立ちますね。」

もちろん、それぞれの家庭の事情や目的によってどのタイプを選択するかは変わってきますが、それぞれのメリット、デメリットを十分に把握した上で選択した方がよさそうです。


体験教室 こんな点にも要注意!

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最終的には親が冷静に判断を

体験教室を活用する際の、その他の注意点についてもうかがいました。

■事前に予約をする
「ヤマハの体験教室でお願いしているのは、事前に予約をしてくださいという点です。そして教室に来る前に、パンフレットなどで事前にだいたいの内容を把握し、質問事項などをまとめておけば、短時間で、中身の濃い体験をしていただけると思います。」

通常のレッスンを行っている他の子どもたちへの配慮も含め、落ち着いて体験するためにも、どんな習い事であっても事前予約は必須。

■安易な判断を避ける
「体験教室のときに上手に参加できなかったからといって、それだけでこの子にはまだ無理だと判断するのは避けていただきたいですね。」

たとえば英語教室なら、体験教室で1つでも子どもが単語を覚えて帰ればいい教室だと判断してしまうのではなく、きちんと子どもの英語耳を作るようなレッスンを行っているのかといった点を、じっくり観察できるといいですね。


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