サイドエアバッグはオプション設定へ

ヴィッツ

センター位置に配されていたメーター類は運転席正面に変更。三角窓の拡大や、ステアリング面の確度の微調整など、心地よいドライビングへの細かい配慮がなされている


価格も厳しい。先代ヴィッツはサイドエアバッグを標準装備していたため、価格表を見たらフィットより15万円くらい高かった。新型ヴィッツの装備表をチェックしたら、サイドエアバッグがオプション設定になっている。トヨタはサイドエアバッグの全車標準装備化を宣言したけれど、バックれたワケ。

学生運動盛んな時代なら“総括”の対象になるほど酷いヒヨり度合いながら、そもそも商売人はそんな崇高な精神など持っていない。原理主義より現実主義です。サイドエアバッグが欲しい人は、4万2000円と安いので装着すればよかろう(しかも最廉価グレードまで選択可能)。

サイドエアバッグを落としたらフィットと並ぶ価格になったかとなれば、そうでもない。ヴィッツ1.3リッターの『F』で129万円。ほぼ同じ装備内容のフィット『13G』(123万円)より依然として高め。ただ価格差は大幅に縮まった。トヨタの販売力を持ってすれば何とかなる?

新型ヴィッツの真価とは?

ヴィッツ

ヴィッツの弱点だった居住空間も改善され、後席のひざまわりのスペースは、先代に比べ35mm拡大。ラゲッジスペースも奥行きが145mm拡大されている


しかし! トヨタは新型ヴィッツに強力な魅力を持たせてきた。アイドリングストップと横滑り防止装置VSCが付いたグレードを6万円高に設定してきたのである。ちなみにフィットの13Gに横滑り防止装置を付けたら139万5000円。新型ヴィッツだとアイドリングストップまで付く。

したがって139万円のアイドルストップ付き新型ヴィッツに、4万2000円のサイドエアバッグを装着すれば、現時点で最もエコで最も優れた安全スペックのコンパクトカーが買えるということになります。こらフィットもウカウカしていられまい。新型ヴィッツの試乗レポートは近々お届けする。


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