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IT業界の重鎮、真田哲弥の頭の中(2)~運を掴む方法~(3ページ目)

前回の記事に引き続き、IT業界の重鎮と呼ばれる真田哲弥氏に話を伺う。彼はKLab株式会社の代表取締役社長である。多くの事業を成功に導いた彼の頭の中はどうなっているのだろうか。直接取材を決行し、その理由を探ってみた。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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100万人に1人 

ガイド:100万人に1人という、その人はいったいどういう人なんですか?

真田氏:成功する星のもとに生まれた人ですよ(笑)。世の中にはそれほどいません。本質的に頭がよくて、運をつかむ要素を持っている。運がつかめる人というのも、わかるじゃないですか。

ガイド:具体的にいうと?

真田氏:性格がよくて、行動が早くて、遠くを見ていて、消極的ではなく積極的、受動的ではなく能動的な人です。

運はこうやって掴む 

ガイド:運はどうやって掴むんですか?

運は、水平線や地平線の向こうからやってくる。

運は、水平線や地平線の向こうからやってくる。

真田氏:近視眼的にならず遠くを見るんです。運は水平線、あるいは地平線の向こうからやってきますからね。だから、足元ばかり見ていたら絶対に運はつかめません。それに積極的にいろんなところにでかけて行かないといけない。でも、そうすれば情報が入ってくるんですよ。情報というのは新聞を読んでいても得られません。情報は人からしか入ってこないし、物事のスタートは、人から聞いた情報だと思います。

ガイド:他に方法は?

真田氏:その場で「はい!」と手をあげてすぐに行動していかないと運はやってこないですよね。たとえば、セミナーなどで「質問ありませんか?」というときに手を挙げる人は運をつかめる可能性があります。逆に黙って見ている人には運はやってこないですよね。いろんなところに出かけるという意味では、ちょっとしたパーティなどに顔を出して、笑って名刺交換できる人も運をつかめる可能性があります。どこでだれと出会って、何が始まるのかわからないじゃないですか。

ガイド:確かにわからないですね。私も真田さんとはひょんなことで出会いましたし。可能性は無限大です。

真田氏:僕はそういうところから何かが起きると思うんですよね。運がいい人は、そういう動き方をします

ガイド:ということは、その逆もわかります?

真田氏:わかりますね。不平不満を言って自分じゃない誰かのせい、世の中のせい、会社のせいにしている人は一生うまくいきません。人のせいにする人は打開する努力もしないし、どこかに行って新しい人に出会おうという気もない。そういう人は一生変わらないです。そういう人がいると運が逃げるので僕は近づかないですね。そういうのってうつるんですよ。


運というのは、マネジメントができるんだな。私はそう思った。自分の考え方や行動1つで運をつかめるようになるのであれば、この瞬間から変わればいいだけだ。なるほど。

第3回目の記事では、考えることの重要性や真田氏が定義する「成功」についてお伝えする。
IT業界の重鎮、真田哲弥の頭の中(3)~成功とは何か~」へ。
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