スマートフォン用のG-BOOKがiPhone用に登場
G-BOOKはトヨタのテレマティクスサービス。Android OSを採用したauやdocomoのスマートフォン用には、2010年12月1日から「smart G-BOOK」としてサービスが始まっていたが、12月20日からアップルのappストアで、iPhone用が手に入るようになった。このsmart G-BOOKは、フリーワードの文字入力によるスポット検索、検索したスポット情報やオリジナルルートの登録/編集ができるドライブプラン、もしもの時に警察や消防へ位置情報とともに通報を取り次ぐHELPNET、自宅や会社などで使っているメールの送受信がサービス=Eメールデリバーといった基本サービスは無料。また半年間900円の「全力案内!ナビ」をインストールしておけば、smart G-BOOKと連動して、道案内もできる。さらにiPhoneの場合はプラス700円(半年間)のオプションサービスで、渋滞情報の取得も可能だ。
オペレーターサービスで検索できる!
iPhone3Gにsmart G-BOOK&全力案内!ナビ使って見たところ、案内はあっさりしているものの、音声案内もあって、カーナビとして十分に使える。検索時にオペレーターサービスが使えるのもいい。バックグラウンドで音楽を再生しながら案内させると、音声案内が途中で途切れてしまうこともあったが、これはiPhone側が古い3Gだからかもしれない。もっとも、他の機種で検証していないので、確かなことはいえないが。もっと案内画面が親切なほうがよければ、ゼンリンの「いつもNAVI」(2,800円)や、インクリメントPの「MapFan for iPhone」(2,300円)といったアプリもある。中でもMapFan for iPhoneは、地図データをiPhoneに収録する方式だから、通信が不可能な山の中などでも、安定して地図を表示できるのが強みだ。