上海のお正月

xx

多くの人でにぎわう年明け寸前の「龍華寺」。厳かな空気が漂います

日本と異なり、旧暦で新年を祝う風習のある中国。旧暦の正月のことを、「春節(チュンジエ)」といい、1年に数ある祝日の中でも重要視しています。この記事では、春節時期の上海事情についてご紹介します。

上海の正月時、お店のオープン状況

x

日本同様、お正月には親せき回りをします。そんな時に欠かせないのが、みかんの籠盛りです

旧暦ゆえ、西暦では毎年日付のことなる春節。2011年は2月3日が元旦となり、2月2~8日までが国が指定した正月休みとなります。消費能力の高い上海のこと、デパートや一部レストランは開店していますが、小さなブティックや雑貨屋などの多くは閉店しています。おまけに日本と同様、お正月には旅行に出る上海人も多く、街全体がどこかシーンとしているので、この時期に上海までお買いもの旅行を計画している人は日程をずらした方がよいかもしれません。

 

レストランやホテルの営業について

以前はお正月になると休業をするお店が多かったのですが、最近ではオープンしているお店も増え、お正月でも外食を楽しむことができます。とはいえ、営業状況は毎年変動しますので、お店に行く前に一度問い合わせの電話をしてみることをおすすめします。ホテルなどは365日営業をしているので、お正月でも通常通りの営業が行われています。


 

上海での初詣

x

お線香を両手に持ち、祈祷をする人たち。今年も良い年になりますように……

お正月といえば初詣ですが、上海で有名な三大寺は「龍華寺」「静安寺」「玉仏寺」で、大みそかの夜から1日明けまで多くの人でにぎわっています。ろうそくやお線香を両手に持って祈祷する中国人の人たちを見ると、私でさえその姿がエキゾチックに見えてきます。もしもチャンスがあったら行ってみてください。

上海家庭での過ごし方

お年玉をもらった子供たち

こちらも日本と同じく、子供たちがうれしいのは「紅包(お年玉)」です

家庭でのお正月の過ごし方についても少し説明したいと思います。大都会の上海でも大晦日、お正月は大切なイベントとされていて、大晦日には家族が集まりみんなで食事をする慣習がしっかりと残っています。

大晦日にいただく食事を「年夜飯(ニェンイエファン)」と呼び、上海では<元宝湯>と いうスープや、<蒸し魚>、<お餅の炒め物>などが食卓に並びます。これらすべてには意味があり、<元宝湯>には発財、<魚>は <余>と同じ発音なのでお金に余裕が出てくるという意味で、いずれもお金に関係しているのがさすが上海です。

 

x

信じられません!これが家庭用の花火なのです。街中でこんな花火が上がります

食事が終わると外に出て花火と爆竹で新年を祝います。毎年のように爆竹禁止方が出ているのにお構いなしで大きな音を立てるのもまさに上海な感じ。上海の空いっぱいに花火が上がり爆音が鳴り響き、他では味わえない雰囲気を楽しむことができます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。